ホームができて２度目のお正月。
ホームを「家出」していった子がはじめて遊びにきてくれました。
一人は大晦日から一泊。一人は昨日の午後。
二人とも、ある日突然ホームからいなくなりました。
荷物だけが残された部屋はいつも後悔と迷いを呼び起こします。
でもほんの少し見ない間に、どこか大人になった顔を見ていると、ここにいる間に何もしてあげられなかったけれど、余計なこともしないでいられたのかなと思います。
大切なことは、教えられることじゃなく、自分で感じること、自分で納得しながら歩くこと、自分の思いを頼りに生きていけること。
迷ったり失敗することを自分自身で繰り返すことで、何より彼女たちは大人になっているのだと感じます。
そのためには、彼女たちが自分を信じることのじゃまをしないで、ただ一緒にいるだけでもいいのかもしれないと思ったりします。
そう、クリスマスにも一人遊びにきてくれて、「ここに帰ってきたいなぁ」と言ってくれました。
今年も一年、この仕事を続けられそうです(・。・)
