伊織くんの「どうして?」が開く未来(その4)
12月26日、県議と教育委員会の話し合いの時、教育委員会は《法的に!重度知的障害の普通高校での教育が保障できない》という主張を繰り返した。
私は教育長に直接伝えてみた。
「法的にできないと言われるが、千葉ではできている。今も東葛飾高校定時制にとも君という《重度知的障害》といわれる子が立派に高校生している。大阪に視察に行くと聞いているが、ぜひとも君が高校で学んでいる姿も見てきてほしい」。
教育長から高校名を確認されたとき、アレっと思った。私の声が聞こえてる!と感じたのだ。
ふだん、沖縄県教育委員会や千葉県教育委員会と話しているときには感じない、久しぶりの感触だった。どれだけ真剣に話しても少しも響かない、という反応に慣れてしまっていた。だから、教育長が高校名を聞き返し、メモしている姿に、アレっと感じたのだ。
それでも、本当に千葉まで見に行くなんてことはないだろう。それでも電話で確認くらいはしてくれるかもしれない、と思った。
ところが。本当に、千葉まで飛んできてくれる、らしい(・。・)
しかも、教育長本人が、自分の目で確かめてくれるらしい(・。・)
《教育長・学校教育課長・特別支援教育室長・それに複数の教育委員》がトモ君に会いにくる(/・ω・)/
もしかしたら、沖縄のインクルーシブ教育が本物に変わる?!
伊織くんとトモ君が、沖縄の教育を変える大仕事をしてくれる!!
そう信じたい。
視察後、要望書の回答についての話し合いは、1月30日(木)13時から。
《1.30伊織くんの「どうして?」に応える日》
みんな沖縄県庁に集合! 注目してください。
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