全国の「定員内不合格」被害者数
文部科学省「令和5年度高等学校入学者選抜の改善等に関する状況調査」より
定員内不合格被害にあう子ども・若者がもっとも多いのは、沖縄県(226人)。
2番目が、福岡県(153人)
3番目が、高知県(130人)
4番目の、福島県(118人)
この年、中学卒業する子どもたちは、2011年の原発爆破事故のときに3歳だった子どもたちになる。この12年間の福島県の多くの人たち、避難したままの人も大勢いるなかで、福島県の公立学校が、118人の子どもの「学ぶ機会」を奪う、ということに複雑な思いがする。
5,6番目の、愛媛県、山口県がともに111人という、三桁の定員内不合格を出している。
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一方、この国で、「定員内不合格」被害にあう子ども・若者が一人もいないのが、以下の都道府県である。
令和4年から引き続き、「定員内不合格」被害者0人は、
東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府、滋賀県。
今年から、「定員内不合格」被害者0人になったのが、
北海道、兵庫県、和歌山県。