一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

いよいよ始まるディズニー・オン・クラシック 2023 秋の全国ツアー

2023-09-16 11:56:53 | コンサート




9月16日(土)、「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2023」(以降「オンクラ」)の全国ツアーがいよいよ始まります。

今年で開催21年目を迎えるディズニーソングのオーケストラコンサートは、本日行われる文京シビックホール公演から始まり、12月24日(日)のアクトシティ浜松公演までの約3ヶ月間、全国32都市51公演で行われます。

今年のテーマは「With You~愛を奏でる」。このテーマにちなんだディズニーソングが日本人のオーケストラと8人の外国人歌手、そして2019年より当コンサートの指揮者を務めるリチャード・カーシーさんの指揮によって奏でられます。

第1部は、今年で創立100周年を迎えたウォルト・ディズニー・カンパニーを祝し、数多くのディズニー作品の歴史と音楽を振り返る内容となっています。ミッキーマウスのデビュー作『蒸気船ウィリー』(1928)を始め、『白雪姫』(1937)、『ピノキオ』(1940)、『シンデレラ』(1950)、『リトル・マーメイド』(1989)、『アナと雪の女王』(2013)などの往年の名作が演奏されます。さらに、ピクサースタジオの代表作『トイ・ストーリー』(1995)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『スター・ウォーズ』、『アベンジャーズ』という実写映画からも名曲たちが演奏されます。

第2部は、1991年に公開され今も絶大な人気を誇る『美女と野獣』を全曲演奏します。8年ぶりに演奏される同作は、日本人オーケストラの演奏に合わせて、外国人歌手がベルや野獣、ガストンなどのキャラクターを演じて彼らの歌を唄いあげます。また、劇場版未公開の曲に加え、実写版で唄われた曲も演奏される予定です。

今年のオンクラでは、10月上旬から11月上旬にかけて7公演限定で「ミステリアス&ダーク・スペシャル」と題し、東京ディズニーリゾートのハロウィーンイベントで演奏された曲や、ディズニーの悪役たちにまつわる曲が演奏されます。

また12月からは、3つのバリエーションのコンサートが行われます。7日(木)、10日(日)、12日(火)は、大編成のオーケストラで演奏される「スペシャル・コンサート」。

9日(土)、14日(木)、17(日)、22日(金)は、クリスマスにまつわる曲が演奏される「クリスマス・スペシャル」。

そして、15日(金)、17日(日)、21日(木)、23日(土)、24日(日)は、ツアーのフィナーレをお祝いする「ファイナル・コンサート」が行われます。

あと5時間(9月16日12:00現在)で始まる今年の秋のオンクラ全国ツアー。果たして今年は、どんなコンサートになるのかとても楽しみです。

※すでにチケットが完売している公演もあります。


耳下腺腫瘍との闘い9. 検査よりつらい入浴制限

2023-09-15 10:35:09 | 健康




6月中旬。耳下腺腫瘍の疑いがある耳の下のコブの状態を詳しく知るため、大学病院でコブ内の細胞を採取する検査を受けました(詳しい内容は、9/13の記事に書いてあります)。

検査終了後、担当した看護師さんから、今日は洗髪や洗顔、湯船に浸かるなど、針を刺した箇所を濡らさないように指示を受けました。

加えて、針を刺した箇所より下はシャワー可能、翌日には針を刺した箇所の保護テープを剥がして、洗髪も洗顔も可能ということも伝えられました。

感染症対策に伴い、検査箇所を濡らさないというのは分かりましたが、正直この指示は検査でコブに針を刺された以上、いやその比にならないぐらいキツかったです。

体全身を洗うことは、一日の汚れに加えて疲れを取る効果があると言われています。その日の心と身体に溜まった汚れをシャワーで洗い流すことにより、心身共にリフレッシュし、きれいになった体と心で翌日を迎えることができると考えています。

そのため、髪も顔も洗えなかったこの日は、溜め込んだ汚れと疲れを約半分ほどしか落とせませんでした。それにともない、気持ちのリフレッシュもできなかったため、いつもより寝付きが悪く、「早く明日にならないかな」と気持ちがソワソワしていました。

翌日の朝、目が覚めるとすぐに体を起こして、急いで浴室に向かいシャワーを浴びました。その時の快感は今でも忘れられません。当たり前のように行っていた入浴という行為が、こんなにも体と心に良いことだったのだと改めて気づかされました。

実は今回得た入浴の快感は、後日もう一度起きたのですが、そのことはまた後ほど紹介したいと思います。

耳下腺腫瘍との闘い8. FNAを受ける

2023-09-13 16:48:57 | 健康
人生初の大学病院に行った翌日、耳下腺腫瘍の疑いがあった耳の下のコブ内の細胞を調べる検査を受けました。

今回私が受けた検査は、超音波ガイド下穿刺吸引細胞診(FNA)というものでした。この検査内容は、腫瘍の疑いがあるコブに針を刺し、コブ内の細胞を採取するというものです。

細胞を採取することで、そのコブが腫瘍なのか、またその腫瘍が良性か悪性かを確かめることができます。

検査前日の診察で主治医から、検査の同意書と説明書を貰いその場でサインをしました。病院で同意書を書くのは初めての経験であったため、「検査であっても命を落とすことや合併症が起きるのか」と不安になりました。手術や検査の同意書などは、不安や心配などのネガティブな感情を生み出すのかもしれません。

検査当日。主治医の問診を受けた後、別室のベッドに横たわり別の医師が検査を担当しました。

検査前に針を刺した後の痛みを緩和するため、局所麻酔をしました。正直言うと、麻酔には嫌な思い出しかありませんでした。

小学生の時、歯医者に行って奥歯の乳歯を抜くために、その歯の近くに麻酔を射たれました。その結果、歯は抜けましたが、麻酔が切れる2時間後までは顔に痺れた感覚が残り、口が半開き状態になっていました。

この小学生時代のトラウマがきっかけで、麻酔には強い抵抗感を抱いていました。今回の検査では、その時以来の麻酔であったため、当時起きた痺れがもう一度起きると思い、気持ちが沈んでいました。

しかし今回の麻酔では、痺れが長期化することなく、また身体への異変も全く起きませんでした。痺れが残りにくい麻酔だったのか、それとも加齢による感覚の鈍化か分かりませんが、とにかく痺れが残らなくて良かったです。

麻酔を射たれていたため、コブの中に針を刺された時は、最初に針が刺さった時を除いて、ほとんど痛みを感じませんでした。改めて、麻酔の痛みを緩和する効果の大きさに感謝を抱きました。

検査終了後、針を刺した箇所に保護テープを貼りました。そして主治医からは、「来週には検査結果が出る。そしてその際に、CTもスキャンしてより詳しく調べたい」と言われました。

より詳しい検査結果が知りたく、さらに早くコブを除去したい私は、すぐに来週の外来を予約をその場でしました。

大学病院での初めての検査は、緊張と不安でいっぱいでしたが、意外とその時間はすぐに終わってしまいました。

耳下腺腫瘍との闘い7. 初めての大学病院

2023-09-11 10:32:42 | 健康
6月中旬。10年以上前からあった耳下のコブが大きくなり、頬を圧迫している感じがしたため、近所の耳鼻咽喉科を受診しました。その結果、「耳下腺腫瘍の疑い」と診断され、翌日地域の大学病院に行き診てもらいました。

私は生まれてから一度も大病を、患うこともなければ、親族が大学病院に入院していることもあまりなかったため、今回の大学病院での診察は、人生初の体験でした。

病院の最寄り駅から徒歩で5分のところにあるため、アクセスはとても便利だと感じました。そして院内に入ると、そこは『Doctor.X』などの医療ドラマに出てくる病院内と同じ様子でした。

さすがにベテランの医師が子分の医師たちを引き連れて歩く姿はありませんでしたが、テレビドラマの世界にいるような感じがして、少し興奮しました。

今回初めてその病院を訪れたため、一番最初に初診受付の窓口で受付を行いました。そこで保険証、免許証、そしてかかりつけ医の紹介状を提出しました。大学病院での診察は、紹介状が無いと受付が出来ない場合もあるため、お気をつけ下さい。

初診受付を終え、院内の耳鼻咽喉科に移動した後、受付を済ませ待合室で待っていました。しかし、ここからが長かった。近所のかかりつけ医では、どんなに長くても30分ぐらいで診察を受けられますが、大学病院は多くの患者さんがいるため30分を過ぎても呼ばれる気配は一切ありませんでした。

結局1時間以上待ってから、ようやく先生に診てもらうことができました。大学病院で診察する場合は、診察時間が読めないため、あまり予定を詰め込みすぎないことをオススメします(この日は半日何もできませんでした)。

初診の今回は先生に症状やその経過を伝えた後、触診とエコー検査を行いました。先生曰く、耳下腺腫瘍の可能性が高いとのことでしたが、症状をより詳しく知るため、コブの中にある細胞を採取する検査を受ける必要があると言われました。

「身体に関することは早めの行動が大切」と考える私は、翌日にその検査を受けたい旨を伝え、その日の診察は終了しました。

午前10時頃に訪れた病院でしたが、気がつくと午後2時過ぎになっていました。長く感じた半日でしたが、回復への一歩前進したように思えたため、あまり嫌な気分にはなりませんでした。


耳下腺腫瘍との闘い6. かかりつけ医に行ってきた

2023-09-10 10:43:39 | 健康
6月中旬。耳の下にできていたコブの状態を調べるべく、近所の耳鼻咽喉科を受診しました。

平日の午後診療の開始時間直後に行ったため、待ち合わせ室には1~2人しかおらず、とても空いていていました。そのため、受付もすぐに行うことができました。

初診ということもあり、住所などの個人情報を書類に書き、その後看護師さんからの問診を受けました。「どんな症状なのか?」、「コブがいつ頃からできていたのか?」など問診をした看護師さんは、私の容態を詳しく聞いてくれました。相手が自分のことを詳しく聞いてくれると、自分も詳しく伝えたいと思うのかもしれません。

問診後10分ほど待ち、診察の時間になりました。担当したのは、ディズニー映画『王様の剣』に登場する白髭の魔法使い「マーリン」のようなおじいちゃん先生でした。


〈『王様の剣』のマーリン。おじいちゃん魔法使いの代表的な見た目〉


年老いた見た目に加え、椅子に座った私の首から顎を震える手で触りながら診察する姿に、「このじいさんで大丈夫か?」と、診察中に不安を感じていました。

診察が終わると「これは耳下腺腫瘍の可能性がありますね」と、少し弱った声で先生は診察結果を伝えてくれました。そして「紹介状を書いておきますから、市内の大学病院で検査をしてきてください」と案内してくれました。

この結果に、私は2つのことを考えました。1つ目は「手術を受けるのことになるのか?」と不安を感じたことです。今回かかりつけ医を受診する前に、耳下腺腫瘍の手術について調べると、顔面神経麻痺の後遺症が起こる可能性があることを知りました。めったに起きることではないものの、全く起きないわけではないため、もしかすると自分も顔面神経麻痺を患うことになるのではないかと不安になりました。ネガティブな思い込みは、私たちに不安感を与え、メンタルに悪影響を及ぼします。そのため、思い込みは抱かないほうが良いと思います。

2つ目は、自分が予測していた病気と同じ診察結果であったことに安心したことです。「恐らくこうなのかもしれないな」と思ったことが当たると、「やっぱりそうだったんだ。合っていて良かった」と安堵感を抱いていました。

診察後、会計を終えて帰宅した私は、すぐに自分の住んでる地域にある大学病院に電話でこの日のことを連絡しました。

電話では、名前や生年月日などの個人情報に加え「どこのかかりつけ医を受診したのか?」、「医師からの紹介状はあるか?」ということが聞かれました。

そして、電話受付をして頂いた方から病院内の耳鼻咽喉科を受診するように勧められました。そこで、翌日の午前診療の時間が空いていると言われたため、私はその時間に即決しました。

思った以上にことがスムーズに進んでいて驚きましたが、身体に関することは早め早めに動いたほうが良いと思います。