47回目の福井県知事杯は、木田(福井市)が圧倒的な強さを魅せて三度目の優勝を遂げた大会でした。また、国高(越前市)、みのり(福井市)といった春の県大会から強豪と噂されたチームも上位に進出しました。
我々の今大会の成績は3勝して4回戦まで進出。1回戦は社西(福井市)に6対1、2回戦が武生南(越前市)を相手に12対0(3回コールド)、続く3回戦は高椋(坂井)に4対3の逆転勝利。4回戦では雲浜に1対8(6回コールド)で敗れましたが、春の県大会に引き続いて複数の勝利を挙げる事ができました。
【109チームから1704名が集結】
福井フェニックススタジアムで行われた開会式には、県内の学童球児が集まりました。選手宣誓では、春先まで人数が揃わなかったチームの主将がその当時を振り返り、試合ができるようになった現在への感謝の気持ちを述べた宣誓でした。子供が真剣に発する言葉には、人を引き込ませる力があります。2016年も、例年と変わらない心響く選手宣誓でした。
【夢のような舞台】
1回戦の舞台となったのが福井県営球場。2万2千人を収容し、プロ野球の公式戦も開催される県内一のスタジアム。外野に敷かれた天然芝やバックスクリーンに表示された名前は、子供達がこの上にない喜びを感じたものでした。1回戦の対戦相手は社西。この試合は、先発した蒼空(6年)が6回を1失点に抑える好投。打線では、星輝(6年)のソロホームランや亘佑(6年)のスリーベースヒットが飛び出しました。最終回まで気が抜けない試合内容でしたが、いつもどおりの堅守が随所にあって結果は6対1の勝利。夏の県大会での記念すべき1勝を掴むことができました。
【3年前のリベンジ】
3年前の夏の県大会で1対17の大敗を喫した相手が2回戦の対戦相手となりました。初回、ツーアウトランナーなしの場面から3番の亘佑(6年)のソロホームランやこはる(6年)のスリーランホームランが火種となって1イニングで8点を奪う滑り出しとなりました。先発した瑞生(6年)も3イニングを無失点に抑える好投。この後も緩まることのない攻撃は続き、3回を終えた時点で奪った得点は12。3回コールド勝ちで次戦に進出しました。
【遠敷が敗れてくれたおかげで】
遠敷対高椋の試合の勝者が続く3回戦の相手となりました。この試合は0対0のまま延長戦へと突入。70分間続いた好ゲームは、守備でのミスの少なかった方に軍配が挙がりました。正直、私としては遠敷との対戦は避けたく思っていました。遠敷が敗れてくれたおかげで、3回戦のマウンドへ上がった我が子をゆとりを持って見ていることができました。そんな中、この試合でひと際目立っていたのが、センターを守る蒼空(5年)の守備力。幾度なく放たれたヒット性の打球に飛びついてアウトにしてくれました。
【完敗から学ぶものとは】
4回戦の雲浜(小浜市)は、これまで若狭管内の公式戦や練習試合で何度か対戦した相手。この試合は6回コールド負けを喫しました。新チームに変わってからの対戦で敗れた事はありませんが、今は10回試合行っても勝てない相手となりました。正直、指導者をはじめ子供達が豊かな感性を備え付けなければ、まず勝てることはないでしょう。
「春の県大会でベスト4に入り、上位大会を目指すといった意見も聞きますが、県大会という舞台で勝ったこのがない私達には今回は未知の世界。そう簡単にはいきません。もし、今回の県大会で壁にぶち当たったならば、それを皆で乗り越えられるようにしましょう。そして、次の県大会に挑んでそれでもダメだったならば、また皆で乗り越えていきいましょう。壁に跳ね返されながらも、何度でも何度でも皆で挑戦していきたいと思います」
こうなる事は予測できていたので、春の県予選の祝勝会の場にも関わらず、私は挨拶の言葉の中で皆さんにそう伝えました。
私の今大会の感想は以下のとおりです。
まずは、県大会出場するにふさわしいチームになる事が求められます。
それはそれぞれが考える事。
この意味が分からないようであれば、やはり我々は
—県大会へ出場すべきチームではない—
ようです。
この言葉も、以前から私がずっと言い続けている言葉ではありますが・・・
おわり
我々の今大会の成績は3勝して4回戦まで進出。1回戦は社西(福井市)に6対1、2回戦が武生南(越前市)を相手に12対0(3回コールド)、続く3回戦は高椋(坂井)に4対3の逆転勝利。4回戦では雲浜に1対8(6回コールド)で敗れましたが、春の県大会に引き続いて複数の勝利を挙げる事ができました。
【109チームから1704名が集結】
福井フェニックススタジアムで行われた開会式には、県内の学童球児が集まりました。選手宣誓では、春先まで人数が揃わなかったチームの主将がその当時を振り返り、試合ができるようになった現在への感謝の気持ちを述べた宣誓でした。子供が真剣に発する言葉には、人を引き込ませる力があります。2016年も、例年と変わらない心響く選手宣誓でした。
【夢のような舞台】
1回戦の舞台となったのが福井県営球場。2万2千人を収容し、プロ野球の公式戦も開催される県内一のスタジアム。外野に敷かれた天然芝やバックスクリーンに表示された名前は、子供達がこの上にない喜びを感じたものでした。1回戦の対戦相手は社西。この試合は、先発した蒼空(6年)が6回を1失点に抑える好投。打線では、星輝(6年)のソロホームランや亘佑(6年)のスリーベースヒットが飛び出しました。最終回まで気が抜けない試合内容でしたが、いつもどおりの堅守が随所にあって結果は6対1の勝利。夏の県大会での記念すべき1勝を掴むことができました。
【3年前のリベンジ】
3年前の夏の県大会で1対17の大敗を喫した相手が2回戦の対戦相手となりました。初回、ツーアウトランナーなしの場面から3番の亘佑(6年)のソロホームランやこはる(6年)のスリーランホームランが火種となって1イニングで8点を奪う滑り出しとなりました。先発した瑞生(6年)も3イニングを無失点に抑える好投。この後も緩まることのない攻撃は続き、3回を終えた時点で奪った得点は12。3回コールド勝ちで次戦に進出しました。
【遠敷が敗れてくれたおかげで】
遠敷対高椋の試合の勝者が続く3回戦の相手となりました。この試合は0対0のまま延長戦へと突入。70分間続いた好ゲームは、守備でのミスの少なかった方に軍配が挙がりました。正直、私としては遠敷との対戦は避けたく思っていました。遠敷が敗れてくれたおかげで、3回戦のマウンドへ上がった我が子をゆとりを持って見ていることができました。そんな中、この試合でひと際目立っていたのが、センターを守る蒼空(5年)の守備力。幾度なく放たれたヒット性の打球に飛びついてアウトにしてくれました。
【完敗から学ぶものとは】
4回戦の雲浜(小浜市)は、これまで若狭管内の公式戦や練習試合で何度か対戦した相手。この試合は6回コールド負けを喫しました。新チームに変わってからの対戦で敗れた事はありませんが、今は10回試合行っても勝てない相手となりました。正直、指導者をはじめ子供達が豊かな感性を備え付けなければ、まず勝てることはないでしょう。
「春の県大会でベスト4に入り、上位大会を目指すといった意見も聞きますが、県大会という舞台で勝ったこのがない私達には今回は未知の世界。そう簡単にはいきません。もし、今回の県大会で壁にぶち当たったならば、それを皆で乗り越えられるようにしましょう。そして、次の県大会に挑んでそれでもダメだったならば、また皆で乗り越えていきいましょう。壁に跳ね返されながらも、何度でも何度でも皆で挑戦していきたいと思います」
こうなる事は予測できていたので、春の県予選の祝勝会の場にも関わらず、私は挨拶の言葉の中で皆さんにそう伝えました。
私の今大会の感想は以下のとおりです。
まずは、県大会出場するにふさわしいチームになる事が求められます。
それはそれぞれが考える事。
この意味が分からないようであれば、やはり我々は
—県大会へ出場すべきチームではない—
ようです。
この言葉も、以前から私がずっと言い続けている言葉ではありますが・・・
おわり
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