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プロスポーツは見世物小屋と同じシステムということ

2021-05-31 10:35:48 | 徒然日記

大坂なおみ、主催者の処分声明に反論投稿「怒りは理解の欠如」テニス全仏OP
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20210531-OHT1T51006

 

大坂なおみさんの会見拒否、賛否両論ありますね。

vorinも最初はくだらない質問をするメディアと

それを制御しない大会主催者に一石を投じる行動だなと思いました。

 

が・・・。

プロスポーツの試合が開催される仕組みを考えると、

選手と大会主催者は対等ではないことに気づきました。

 

大会主催者はお客を呼んで試合を見せてお金を儲けるわけです。

主催者にとって試合は見世物であり、

選手は主催者に従順であり、試合を面白くしてくれればよいだけの存在です。

主催者はお金が儲からなければ意味がないので、

お金を集めるために必要なことはなんでもします。

選手が嫌がろうと法違反でないかぎり関係ありません。

それに従えない選手は主催者にとっては不要です。

 

選手は賞金稼ぎのようなものです。

その見世物小屋に出てたくさん賞金が稼げればそれでよし。

試合でお金を稼ぐのがプロなのですから。

そのために主催者から要求されることは法違反でないかぎりやらざるを得ません。

主催者に出場を拒否されてしまったらお金が稼げなくなります。

 

お金を集めてくる主催者がいるからプロスポーツの選手はお金を稼げるのです。

そしてその大会や選手の宣伝をするのがメディア。

ゴシップ記事を書く記者であろうと、真面目なスポーツ専門の記者であろうと、

彼らが世界中にその大会や選手を宣伝し、

それを見てお客が大会のチケットを購入してくれる。

大会の名前が大きくなれば企業の宣伝効果が高くなるのでスポンサーも付きやすくなる。

 

この仕組みを考えたら、選手が虐待やセクハラなどの法違反以外で

主催者に物申すことはできません。

大坂なおみさんがこのまま会見拒否を続ければ、

四大大会への出場を拒否される可能性があるとのことですが、

主催者側からすれば宣伝への協力をしない選手は不要ということです。

 

もし選手が自由にやりたいのなら自分自身が主催者になるしかありません。

もしくは自分に同調し、会見を拒否してくれる

世界ランキング10位内の選手を集める必要があります。

多数の強い選手が同調すれば

主催者としてはお客を呼ぶために出場拒否というペナルティが取れなくなります。

 

大坂なおみさんがこうした仕組みを理解した上で、

主催者やメディアに抗議の意思表示をするとすれば、

会見には出るが嫌な質問のときは嫌な顔をして答えないとか、

逆に記者に質問をして追い詰めるとか、

同じことを笑顔でずっと言い続けるとか

政治家のような、なにかしら大人な対応を見せるしかないと思います。

 

スポーツは観ている側に勇気や感動を与えてくれますが、

それがなければ生きていけないわけではありません。

若いのに勇気ある行動をしていますが、

それで主催者やメディアが歩み寄るとは思えないです。


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