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映画「サラエボの花」を観て

2020-08-16 11:39:13 | 徒然日記

最近、ユーゴスラビア紛争に興味があり、

映画「サラエボの花」を観ました。

 

ユーゴスラビア紛争は1990年代に起こった内戦です。

日本は太平洋戦争の後、長らく戦争に参加していないので、

vorinの感覚では戦争と言えばあの時代と思ってしまいますが、

日本がバブルで浮かれていたときも

ヨーロッパ、中東、アフリカでは内戦や民族間の紛争があったわけです。

 

以前、映画「ホテル・ルワンダ」を観たとき、

軍人ではない普通の人たちが突然凶器を持って大量虐殺を始めたということに

衝撃を受けました。

ルワンダで起きたジェノサイドは、

イギリスの植民地時代に支配しやすくするために

1つの民族を根拠なく2つに分けて対立構造を作ったことが原因です。

 

ユーゴスラビア紛争でもジェノサイドが起きました。

ユーゴスラビアは大きく分けて3つの民族で構成されていた国で、

各民族が独立するときに他民族の虐殺が起こりました。

ジェノサイドまでいかなくとも、

お互いに相手の民族を虐殺しているのでお互いさまではあります。

ルワンダと同じように政治的なプロパガンダで他民族を憎むように仕向けていて、

人は洗脳され、集団になると、簡単に隣人を殺してしまうんだなと思いました。

 

ただ、ジェノサイドよりも女として最悪だと思ったのは集団レイプです。

ゲリラが他民族の女性を施設に閉じ込め、

何度もレイプし、妊娠してもレイプし続けるという

女にとっては生き地獄のようなことが起きています。

どの戦争でもレイプは必ず起きますが、

レイプするために女を集めて監禁したというのは初めて耳にしました。

 

この集団レイプが「サラエボの花」の背景で、

主人公の女性はレイプにより妊娠し産んだ子供を育てている状況。

子供の修学旅行のお金を工面するために奔走するわけですが、

そのために始めた夜のバイト先のオーナー(男)に前借りをお願いするのですが、応じず。

最終的に彼女を助けたのは同じような境遇の女性たち。

少しずつカンパしてくれて、なんとか子供を修学旅行に行かせることが出来ました。

 

観た後、なんだかなあと釈然としない気持ちになりました。

修学旅行のお金は父親が内戦で戦って亡くなっている場合は免除されます。

でも、主人公のような家庭は免除されません。

また、レイプで敵の子供を生まされたという事実を

他人に知られることも、その子が知ることもためらわれるわけで、

結局、母親が自分で解決するしかなくなるわけです。

(映画の中では子供が母親を脅して父親のことを無理やり話させましたが)

 

レイプは、男が女に対して行う犯罪行為です。

(女が男をレイプするというのは難しいですよね。)

男はそれをやっても、なにも悩まされることはありません。

生まれた子供の養育費を払うわけでも、

女性に慰謝料を支払うわけでもない。

女からすればあまりに不平等。

 

ユーゴスラビア紛争で戦争犯罪の裁判が開かれたかどうかは

まだ調べていませんが、

集団レイプをした男たちが裁かれていないのであれば、

女たちは怒りをどこに持っていけばいいのでしょう。

 

ちょっと横道に逸れますが、

このユーゴスラビア紛争の集団レイプの話を知ったとき、

韓国が騒ぎ続けている売春婦に強制はなかったなと確信しました。

本当に日本が誘拐して慰安婦にしたのであれば、

その女にだれが金払うかっつーのと思いました。

それに強制であれば避妊はしないでしょうから妊娠した人がいたはずです。

事実、日本人が満州や朝鮮半島から引き上げるとき、

朝鮮人やロシア人にレイプされて妊娠した人がいたのですから。

給料をもらっていた証拠が残っている以上、ただの売春婦だなと思います。

コメント
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