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60からのつれづれ日記

6回目の年男、現在は月20日ほど、午前中3時間ほどのパートでのんびりと仕事をさせてもらっています。

スーパームーン

2014-09-23 13:45:00 | インポート
月初めの9月8日(月)は「十五夜(中秋の名月)」そして翌日の9日は、月が地球に接近し
通常よりも大きくみえる「スーパームーン」。年に1度あるかないかという現象ですが、
今年は7月8月に続いて3回目となるそうです。




月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象を
スーパームーンというそうですね。ちなみに7月に観測されたスーパームーンは、
通常の満月に比べ大きさが14%、明るさが30%増しで見えたとか。
ネットで調べると、もともと「スーパームーン」とは近年になって言われ始めた占星術の用語で、
惑星直列などとともに、地震が起こるなどの災禍が訪れるという風説があるとも言われているが、
そのような事実の裏付けはなく、力学的には潮位の干満の差がわずかに大きくなる程度に過ぎないと
考えられているとのこと。



何故、月の大きさに増減があるのかということですが、「地球の周りには月が回っている。
その軌道は実は楕円。そのため、月が軌道上のどこにあるかによって地球との距離が変わり、
月の見かけの大きさが変わってくる。その軌道上で最も地球に近くなるタイミングで満月、
もしくは新月になる現象がスーパームーンと呼ばれている。」という説明に納得、なるほです。






そんな豆知識を頭に入れながら写真を撮ることに。
オートで撮影すると、カメラが真っ暗な空を考慮して明るく撮ろうとするので、月は真っ白に
写ってしまうので、これはダメです。
月の撮影の仕方を確認しながらマニュアルで設定。絞りはF8でシャッター速度は1/50秒から
1/800秒ぐらいで色々試す事に。ISO感度は三脚を使わないので400以上にしました。
ホワイトバランスは黄色ぽっく写すために太陽光に設定。後は画像サイズを一番大きい
容量にし、後から画像を拡大しトリミング出来るようにしました。
望遠レンズは焦点距離が200ミリ以上が望ましいとありましたが、残念ながら当方は
135ミリ。これでは大きくすることは無理ですが、先ほど書いたようにあとから解像度で
調節してみることで、撮影開始。
当日、雲が多くなかなか月全体が見える時間がが少なかったように思いますが、
月にピントが合うようにして、シャッター速度を段々早くしながら撮影。




こんなことでもないとじっくり月を眺めたりすることのない、お月見といえばせいぜい月見団子を
買って食べる習慣しかない感性の持ち主である事に、一抹の寂しさとある意味ショック?!を
感じながら「スーパームーン」を眺めた次第です。
良い写真ではありませんが、そんな訳で今日は、取り敢えず撮影した画像を掲載してみます。












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普段見る月より10%以上大きいとのこと。比較する事が出来ないのでピンと来ない。








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次にスーパームーンが見えるのは2015年の9月28日だそうです。






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雲が流れてというより地球が回転しているので、雲が月に被っています。
















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これは撮影したデータの解像度を変更していない生データ。月がこの大きさです。






140909supermoon
上の画像は近地点(地球と月が最も近づく位置)と遠地点(地球と月が最も遠ざかる位置)に
おける満月の大きさを比較したものです。左は2012年5月5日に撮影されたスーパームーンで、
右は2012年11月28日に撮影された遠地点の満月です。ご覧のとおり一回りも大きさが違います。
http://www.gizmodo.jp/2014/09/post_15495.html参照








海鮮丼

2014-09-15 11:40:40 | インポート
今日は敬老の日。新聞によると65歳以上の高齢者が3296万人で日本の人口の
4人に一人で、75歳以上は8人に一人の割合とか。
少子高齢化社会。それに伴い自然と起こる様々な問題と対策がこれから先のこの国を
左右していくと思われます。その辺りの難しい話は別にして、今朝の新聞では80、90歳を
過ぎてもなお、現役で仕事をしたり、趣味を元気に楽しんでおられる方の記事が掲載されており、
色々考えさせられ、こちらが逆に元気をもらえる頼もしい内容でした。






さて、話は急転。
先月末、仕事で西条へ行った際の話。午前中に一件用事を済ませ、お昼になったので
マルトモ水産へ行く事に。ここは目の前が漁港で新鮮な魚を中心とした鮮魚、海産物を販売、
その店の一角で食堂もやっています。人気店だけに駐車場はほぼ満車状態で、店内もお昼を
求めて大勢のお客さんで順番待ちになっているので名前を書いて待つ事、約20分。
その間、店に並んでる魚を見たり水槽を眺めたりするので、退屈はしません。






名前を呼ばれて早速、注文。当方は先月、先々月に人気の海鮮丼を2回続けて食べていたので、
今日は天ぷら定食に。同行していた同僚のKさんは初めてということでもちろん「海鮮丼」。
両方とも相変わらずボリューム満点で特に海鮮丼は、イカ、鯛、穴子、ハマチ、マグロ、ほたて、
サーモン、アジ、いくらなどのネタ新鮮なネタがぎっしりで当然、Kさんもニッコリ大満足。
値段はどちらも1300円と昼食しては割高ですが、普段、330円の業者の弁当を慎ましく
食べている当方にとっては、月1回の贅沢?!になりますが、庶民のささやかな楽しみであります。

次回、行く機会があればジャンボ海老フライ定食に挑戦などと今から考えております。










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新鮮なネタがたっぷり入った海鮮丼。人気の丼です。






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こちらは天ぷら定食。魚と野菜の天ぷらにそばも付いて、ヘルシーです。






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駐車場もご覧のとおり。12時前後は混み合っています。






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店の前は漁港。まさに取れ立てピチピチの魚が入荷されます。定休日は水曜日と看板があります。





写真展開催

2014-09-14 10:48:34 | インポート
バタバタとしていて気づいたら早くも9月中旬、久し振りのブログ更新となりました。
当方が所属している写真教室「フォトクラブ砥部」の8回目となる展覧会が、堀之内の
NHKロビー展として、9日から今日14日(日)まで開催されております。


昨日は、9時から5時まで会場の受付の当番。ここNHKは美術館が前にあるので
その帰りに寄られる方も多く、まずまずの来場者でした。午前中は御年84歳の大先輩である
Sさんが来られたり、午後からは今回は出品されなっかたYさんも見えられ、写真の話をいろいろ
お聞きすることが出来ました。また、会長のMさんが応援に来て下さり、写真の撮影技法や
撮影にまつわる裏話など説明して頂き大いに助かりました。


今年の出品者は9名(うち1名は個人の遺作として出品)、皆さんがそれぞれ日々の日常の
暮らしや、旅先での風景、思い出など個性豊かに撮影されています。
被写体の何に感動し、どういう表情を記録として残すのか?テーマや訴求したいことはなんなのか?
そのためにはどんなテクニック、技法を使えばいいのか、絞りやシャッター速度、ISO感度の
選択は、出来上がりを想定しての構図やアングルなど考えることは多々あります。
準備万端それらが出来れば、あとは恐れずどんどんシャッターを切る事。
習うより慣れろとはよく言われてことばです。
分かったような事を言っておりますが、まだまだ修行中の身、そう簡単には満足する写真は
撮れません。






今年初めて、桟敷席で阿波踊りの写真を撮ったのですが、これもよく見ると望遠レンズを構えた
カメラマンは桟敷の出口に陣取っていました。つまり踊りの正面に位置して、そこから
狙う訳です。後日、阿波踊りの写真はどんなのがいいのだろうとネットで「阿波踊り写真
コンテスト」で検索していろいろ見てみると正面からのアングルがかなりあり、そうかと
納得しました。






そこでハタと気づいたのが、もっといろいろな写真を見る、それも写真展などで入賞した作品を
鑑賞するという、非常に単純で基本的な作業をしていないという事です。
当たり前で初歩的なことですが、大切なのは手本を真似るということでなく(真似をしても
とても真似など出来る訳ありません。)手本を数多く事例としてインプットしておくこと、
そしていろいろなアプローチの仕方を知っておくこと。



基本から応用、何事も上達する方法はそれに尽きるのではないか?トルネード投法の野茂選手、
イチロー選手の振り子打法、公務員マラソンランナーの川内選手など独特の理論や練習方法で
実績を残せる様な人はまれです。我々凡人の自己流では先が見えているような気がします。
今さらですが、当たり前のことに改めて気づき見聞を広めようと思った次第です。








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ロビー展会場の入口。会場の広さは我々のクラブに人数には丁度よい広さでしょうか。






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じっくり鑑賞していただき、ありがとうございました。






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出品数は58点。少しでも多くの方に見て頂くと有り難いです。






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NHKの前の池。ゆったりと鯉が泳ぐ。少女のブロンズ像は彫刻家、阿部誠一氏の作品。




俳句甲子園

2014-08-30 14:15:21 | インポート
8月23日(土)の昼間に大街道で俳句甲子園の予選大会を、少しの時間ですが見て来ました。
お盆を過ぎたとはいえまだまだ暑い日が続く中、全国から勝ち抜いて来た精鋭36のチームが熱戦を
展開。甲子園と言えば高校野球が一番に挙げられるでしょうが、それにも負けない◯◯甲子園が
この季節、全国で繰り広げらていて俳句甲子園もその一つ。今年ですでに17回目を迎え
若者の俳句に対する関心が着実に広がっている感じが見受けられます。



当方も以前から関心と興味はあったものの、今回初めて会場で観戦?!させていただきました。
そして予選の白熱した試合?!(文芸の闘い?)に魅せられ、これは決勝戦を見ておかないと
治まりが悪いということで、24日(日)コミセンの決勝戦を見に行くことに。


会場のキャメリアホールはすでに満員。しばらくは立ち見で観戦?!。その後何とか空席を
見つけて座ることが出来ました。
予選を勝ち抜いて来たそれぞれの高校が交互に俳句を披講。そして鑑賞してからの
ディベート(討論)。互いの句を尊敬しつつ、一方では論破して行く若者の頼もしさ、
言葉一つ一つのこだわりや思い、情景に対して真摯に向かいあっている作句の姿勢。さらに
兼題に対する洞察力や鋭い観察力、感性の豊かさ、表現の上手さ、巧みな言葉など感心
しきりでした。句に対する愛着を背景にし、句に託した思いや自分たちのメッセージを
届けたいという各校の闘いは、まさに「言葉の格闘技」。
多くのファンのこの大会に魅了される理由が、現場に行ってさら理解出来ました。


その他、いろいろ感想はありますが、俳句に魅せられた若者が全国には結構いるということ。
そしてそれを後援、協賛、応援する企業が愛媛にはあるということ。
昔は文化に対してお金を出したり、理解を示したりするということは少なかったような
気がしますので、いい傾向だと思います。
そして作品に甲乙の点数やランクなどをつけるのは、ある一定のレベルになると無理がある
のではないか?と思ったり……。「それを言ったらおしまいよ!」フーテンの寅さんではない
のですが(古い~)便宜上、大会のシステムとしては順番をつけないと成立しないので、
仕方ないのは充分、分かっておりますが少し酷な気もしたりして。
繰り返しますが、あくまでも上位に評価された、ある一定のレベル以上の句同士の優劣に
おいてに限ります。
もちろん、俳句のプロの審査員の方が審査されるので間違いないと思いはしますが、それでも
13対0は無く、6対7とか9対4などの結果を見ると負けたチームの句を評価した
審査員も必ずいる訳ですから。






また、兼題が5句あり先に3句で勝つと勝者となりますが、これも兼題の順番で句の
内容が違うので有利、不利が発生し点数が変わり逆転の可能性もあり、悩ましいそして
難しいところです。
スポーツ競技のように目に見えて数値で分かるようなジャンルではないので、
文芸の良し悪しの判定は感性の世界で「ある一定の力量やレベル」になると難しいものです。
絵画でいうとピカソとモネとゴッホで順番をつけろと言われても、困ってしまうのと同じですから。
いずれにせよ、五七五の17音に託した夏の熱い闘い、高校生の活躍とパフォーマンスに一服の
清涼剤を味わったような爽やかな時間を過ごすことが出来ました。また、来年が楽しみであります。



以下に個人の優秀作品を列記します。
高校生の感性、知識、技量、コミュニケーション能力に脱帽です。


第17回俳句甲子園 全国大会の結果
◯個人最優秀賞
    湧き水は生きてゐる水桃洗ふ     愛知県立幸田高等学校
◯優秀賞
    流星は象の余生のしづかさへ     愛媛県立松山東高等学校
    映写幕真白に帰して敗戦忌      開成高等学校 
    青春って何だ私だ炎天下       福岡県立筑紫丘高等学校 
    飛魚のいつかは越えてゆくツバル   愛媛県立松山東高等学校
    溶岩の余熱のごとき大蛾生る     愛媛県立松山東高等学校
    玉の汗校訓といい九条といい     愛媛県立伯方高等学校 
    つばめ魚海にまつすぐなど無いが   広島県立広島高等学校 
    ひよこじゃないようなひよこのいる夜店 岩手県立黒沢尻北高等学校 
    地図海図星図飛魚おびただし     開成高等学校 
    臆病な飛魚だっているきっと    熊本信愛女学院高等学校




















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兼題は「飛魚」です。「飛魚や負けず嫌いの延長戦」の句が気になります。






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作品の思いを懸命に説明します。練習の成果が出るといいですね。






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常連校で実績のある高校には自然と人が集まってきます。






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女子のチーム、広島県立広島高等学校の学生さんです。








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表情は真剣そのもの、説明に熱がこもります。






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右側のチームが東京の開成高校。今年の優勝校となりました。






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悔いを残さず精一杯に伝えたい、その気持ちが観客にも響いて来ます。






阿波踊り

2014-08-17 12:14:13 | インポート
8月15日(土)にH旅行社のバスツアーで徳島の阿波踊りを見に行って来ました。
当日は天候があまり良くなく、徳島地方の午後の天気予報は雨の確立が50~60%となって
いましたが、何とか阿波踊り開催中は持ちこたえてくれて、無事踊りを満喫させてもらいました。




阿波踊りはかなり前になりますが、職場の慰安旅行などで徳島に行き、ホテル内の懇親会会場で
連が来て、踊るのを見たり、鳴門で夜の阿波踊りを見た事があるものの、桟敷席でゆっくり
見るのは今回が初めて。11時30分に指定されたコミセン前のバス停で乗車し、川内インターから
高速に乗り一路徳島へ。途中休憩を取って3時前には徳島市内へ到着。予約してある有料の藍場浜
演舞場の席を確認してからその後は入場開始の5時30分までは各自自由行動です。






徳島駅界隈を散策しましたが、さすがに人気の夏のイベントとあって人出の多さは尋常では
ありません。地元の人、全国各地からの観光客、老若男女、外国人、浴衣姿、踊り子等々、
行き交うすべての人々の顔が生き生きとしてエネルギッシュに見えます。
12日から始まり4日間の間繰り広げられる阿波踊り、この期間限定の祭り独特の雰囲気、高揚感に
身も心も浸りテンションが上がった群衆、生身の人間といった感があります。そして今日で祭り
(踊り)が終わり、また平凡な日常に帰ると分かっていて、まさにつかの間の時間に酔いしれたいと
いう思いを叶える魅力と魔法を、盆踊りという域を超えたところでこの阿波踊りは存在している
ようです。






非日常の空間を体感することで、人生に彩りを添えることが可能です。多くのビジネスがそのことに
よって成り立っています。その典型が東京ディズニーランドで年間3000万人の入場者を
集めるのを見れば一目瞭然。来場者に夢と冒険、笑い、驚きを通してハピネス(幸福感)を
提供する事が、東京ディズニーランドの基本理念の一つになっているように、130万人が
酔いしれる阿波踊りも形態は違うけれど人々に「ハピネス」を届けているようです。










次々と繰り出される連から伝わる踊り手の熱気、勇猛で時に滑稽な男踊り、色っぽく上品な女踊り。
三味線、太鼓、鉦鼓、篠笛などの2拍子の伴奏にのって踊り手の集団。
各連のカラフルな衣装の数々。日が暮れて提灯の明かりが灯り、照明に照らし出された
120メートルの桟敷の空間。そしてそれを取り巻く、数えきれない程の屋台。それらが視覚、
聴覚、味覚、触覚、嗅覚の人間の五感を刺激します。
約2時間に渡るパフォーマンスに暑さも忘れ、阿波踊りを充分堪能することが出来ました。


















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地元の女の子でしょうか。飛び込みで踊りの輪の中に入って見事、この表情です。






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ちびっ子達も連に参加してご覧の通り。大人顔負けです。





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そごうデパートの高架橋の前で見物客も加わっての踊りです。






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先頭はえびす連のパフーマンスで幕開けです。貫禄十分、表現が豊かでいいですね。






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有名連はみなそうでしょうが、えびす連も年間を通して練習。その成果はもちろんバッチリ。










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この男性の熱演。滴る汗が絵になります。






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徳島大学医学の学生さんたち。良い思い出出来ました。






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編み笠から溢れる笑顔は心底、阿波踊りが好きな証拠でしょう。






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華麗で一糸乱れぬ女踊り。観客を魅了します。












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腰を落して団扇を使っての男踊りです。真剣そのもの。






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こちらは王子製紙で企業連の女性。腰にぶら下げているのはミニティシュの箱でした。










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太鼓も阿波踊りには欠かせません。力強いリズムが踊りを盛り上げてくれます。


















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どんどん有名連がやって来ます。ここは子供達が先頭集団です。






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徳島の子供はこんな時から踊る訳ですから、体が踊りを覚えてしまいますね。










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団扇を口にくわえての踊り。きりりとした顔つきになります。






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皆さん、本当にいい表情で踊りを楽しんでいます。














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この方の顔芸?!も立派な踊りの一部、演技力抜群です。






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葉月連とあります。8月に踊り好きな仲間で結成されたので「葉月」とネーミングしたとか。






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達粋連の浴衣の黄色が演舞場に映えます。