60からのつれづれ日記

6回目の年男、現在は月20日ほど、午前中3時間ほどのパートでのんびりと仕事をさせてもらっています。

川柳水柳会・第19回誌上大会  渡辺銀雨賞・川柳すずむし全国誌上大会の結果

2023-06-25 10:06:44 | 日記
6月22日(木)の午前中は有給を取って川柳まつやまの編集会議に出席。和気あいあいの中、
7月号の校正が終わり近況報告や雑談などをしているうちに、印刷会社が来て原稿を持ち帰り
ひと段落である。その帰り、エミフルに寄って夏のズボンを見ることに。LLサイズで伸縮する
生地で好みの色合いがあったので購入。自宅に帰り昼食を取ってから30分ほど昼寝をし、一休み
した後4時前に畑へ出かけ夕方まで野良作業。

23日(金)は午前中はパートの仕事。午後からは小学校のボランティアへ。砥部町役場社会
教育課が管轄している放課後約1時間程度、小学3年生5人に算数の勉強の面倒を見るボラン
ティアの仕事である。子供たちの生き生きとした笑顔に接していると、こちらが元気を貰えて
逆に子供たちからボランティアされているのかもしれない。4時前に自宅に帰り少し休憩を
した後、昨日に続き畑へ行き草刈りやマルチシートを敷く作業を行う。雨が降るたびに草は
ぐんぐん伸びてその対応に四苦八苦しているのだ。

24日(土)の午前中は孫のお守りで三津浜の長女宅へ。昼は娘が買ってきた弁当を皆んなで
食べてから当方は一度自宅へ帰り、再度3時30分に神経を抜いた後の処置のために歯医者へ
出かけることに。いよいよ次回は最終の詰め物をして歯医者からは何とか開放されそうである。

さてさて、前置きが長くなりました。今日の本題「川柳水柳会・第19回誌上大会と川柳すずむし
全国誌上大会」の結果報告をさせて頂きます。
いずれも◯印が入選句です。


川柳水柳会・第19回誌上大会

  傷     擦り傷のバンドエイドにキティちゃん 
        傷心の帰郷はいつも深夜便  

  汚れる  ◯独裁に人も国家も汚される     人の句入賞でした。
        汚れ役いるから光る主人公 

  味     だとしても塩対応が気に掛かる
        従順で卵の黄味のような人
 
  覗く   ◯私生活マイナンバーが覗き出す
       ◯ビー玉を覗くと見える少年期


川柳すずむし全国誌上大会 第40回渡辺銀雨賞

  昭和   ◯寅さんが昭和の顔でいてくれる 
       ◯戦場へ行けと届いた赤い紙

全国から約3000近くの投句があった今回の川柳水柳会の川柳すずむし全国誌上大会。
選者も全国から12名が参加していて、その規模の大きさが分かる大会です。
別称「渡辺銀雨賞」とも言われる大会で、渡辺銀雨という方が川柳すずむし吟社の創設者で
その方の功績を称えてこの大会が始まったそうです

ちなみに3000近くの中から上位3点に選ばれた句をご紹介しておきます。

天 (大賞)  八月になると昭和が疼き出す

        終戦を6歳で迎えた男性の方が作られた句です。やはり幼いながら戦争の
        恐怖や悲惨さを体験した方でないと「疼き出す」という言葉は出てこないと
        思います。戦後生まれには映像や文章では疑似体験出来るが、その実感は
        絶対生まれない。

地 (準賞)  沖縄が昭和のツケをまだ背負う

        太平洋戦争の末期、20万人以上が犠牲となった沖縄戦。あれから78年、
        中国による台湾有事に備えるため、ここ数年自衛隊の配備が進められてきた
        沖縄の南西諸島。どうも雲行きが怪しくなっている。地理的要因の影響も
        ありはするが沖縄の声がなかなか届かない。

人 (準賞)  弱音など吐くと昭和に笑われる

        この句も「欲しがりません。勝つまでは」を実体験している方の句です。
        戦争のために一般人の生活のすべてが犠牲になった時代。これまた戦後生まれ
        には、理屈や知識で分かっていてもおそらく実感が湧かないであろう。
        戦時中の事を思ったら、いろいろ不満や不平はあるけれど便利で豊かになった
        暮らし。簡単に弱音など確かに吐けないと想像は出来る。
        

デジタル化の波

2023-06-18 10:17:04 | 日記
一昨日の午前中はパートの仕事。午後からは小学校のボランティアを約1時間した後、
岐阜に住む二女に野菜や今治タオルを送るためクロネコヤマト砥部支店へ。手続きを済ませ
ヤマトの駐車場を出ようとすると長女から連絡があって急遽、松山市内へ行くことに。
歯医者の予約が4時過ぎになっていたので歯医者へ時間をずらせてもらう電話をかけ
結局、歯医者に行ったのは7時頃。バタバタの半日となりました。

昨日は昨日で午前中、長女が長男7歳を病院に連れて行くのでその間、4歳の娘を見てくれ
ということで三津浜に行って来ました。朝方、病院の予約を取ったのだが受付の順番がなんと
81番!!診察は昼前になるとのことだが、なんと患者の多いことか、その順番に驚きました。
皮膚科でしたが、平日行けない患者さんが殺到するのかも知れません。

二人が出掛けると4歳の孫娘が早速「じいちゃん、スマホ持って来た?」と言う。スマホで
無料のゲームをしたりユーチューブを見るためだ。操作方法は全て分かっているので渡すと
さっさと始める。ただし使って良いのは1回30分までと決めている。それ以上やっていると
もちろん没収する。ゲームの時間が終わると今度はアナログのジグソーパズルである。
アンパンマンや機関車トーマスに日本地図の都道府県を埋めるパズル等々。それが終わると
再びユーチューブ。今度はスマホではなくテレビで見るのだ。これもリモコンを使って器用に
操作しユーチューブ画面にたどり着く。そんな知識を持っているのは今時の子供なら当たり前
かもしれないが、昭和26年生まれの当方には何か釈然としないものがある。

7歳の孫は小学校2年生。こちらも1年生からタブレットを使って宿題をしたりしている。
紙のドリルなども併用しながらではあるが、タブレットの宿題の答えは直ぐに先生に転送出来る
仕組みになっている。音読も転送している。確かに便利は便利だが、SNSには利便性だけでは
なく社会問題になっている危うい側面もある。それは昨今のニュースを見れば一目瞭然。事例は
多々ある。デジタルとアナログの使い分けが問われる時代であることには間違いない。

人類には歴史的に大きな波を体験し進化して来た事実がある。狩猟生活から定住に大きく舵を
切った農業革命。18世紀に蒸気機関をを発明して起こった産業革命。そしてコンピュータから
始まり今日に至る情報化社会。その都度、世の中は発展し人間の欲望は限りなく便利さや
豊かさを求めてきたが、反面その代償、影響もまた大きいのである。


以下にネット社会に関連する最近の教育のニュースを掲載しておきます。
   (下記、産経新聞より引用させて頂きました。)

「チャットGPT」で宿題はダメ 東京都教委が学校に通知
「チャットGPT」に代表される生成AI(人工知能)の学校現場での扱いを巡り、東京都教育
委員会は、児童・生徒が作文やリポートなどの宿題で生成AIの回答をそのままコピーして提出し
ないよう注意喚起する必要があるなどの留意点をまとめ、都立学校に通知した。都教委は「児童・
生徒が自ら考える力を育成することが重要」としている。
通知は13日付。都教委は「全ての教師が生成AIについて知る必要がある」とし、リポート
などの課題を出す際には、授業中に教師が説明した内容を踏まえて書くよう指示するなどの
工夫を求めた。生成AIの回答をコピーしないよう注意喚起すべき例として、読書感想文や
リポートのほか、プログラミングや校内コンテスト用ポスターなどを挙げ、「保護者への啓発も
必要」と指摘した。


神経を抜く

2023-06-09 17:23:10 | 日記
ここ3、4日下の左端の歯が痛くなり、取り敢えず自宅にあった鎮痛剤を飲んで応急処置で
誤魔化していましたが、さすが良くなることはなく痛みは酷くなる一方。本日、なんとか
午前中は仕事に行きましたが、昼食後また痛みがどんどん増してきて、これはやばいなと
思い午後から予定していたボランティアを中止し歯医者へ行きました。

痛みの原因は当該の歯が擦れてしまって神経が出ていたようで、麻酔をかけて神経を抜くこと
に。信頼している先生ではありますが、歯医者さんはやはり苦手。しかし、この痛みを取っ
もらうためには「まな板の鯉」になるしかないと覚悟を決め(なんか大袈裟!!)目をつぶり
じっと耐えること20分くらい(時計は見てなかったので正確ではありませんが。)だった
ろうか。先生から落ち着いた優しい口調で完了したことを告げられ、次回の診察日を決めて
貰いました。

この記事を書いているのが神経を抜いてから約3時間後ですが、今のところ痛みがなくなり
口内はすっきりした気分です。念のため痛み止めの薬は出して貰っていますが、お陰様で今晩は
ゆっくり眠れそうです。

因果応報

2023-06-04 10:17:03 | 日記
長い人生、分かっているけれど面倒なので放置していたり、もう少し念入りにやっとけば
そうはならなかったのに、あるいは少しの手間を惜しんで手抜きをして、それが原因で
失敗したことが過去を振り返れば、恥ずかしながら正直かなりあるのであります。

今回はジャガイモの栽培での失敗事例であります。生育の途中でジャガイモの実?1が
土からはみ出るのでその部分を土で被おう「土寄せ」という作業があります。土寄せを
することで成長したジャガイモに直接太陽の光が当たらないようにするのです。
それをしないと土からはみ出たジャガイモの表面が緑色に変色し食べれなくなります。
長い間かけて育てたものの、収穫時にはその変色したジャガイモは捨てることになり、
何をしていたのか分からなくなる訳です。まさに、「土寄せ」という手間ヒマを掛けて
やってこそ満足いく収穫が得られるのです。

その「土寄せ」を「まぁ、多少はいいか。そこまでひどくならないだろう」とサボった
ばっかりに今年のジャガイモは最悪?!の結果となりました。自業自得、因果応報を
肌身で感じるとはこのことでしょう。それなりに予想はしていましたが、掘ってみ
てがっくり。掘り起こしたジャガイモの半分近くが食用にならず処分という現実に
自身の怠慢さ加減に呆れ、あの時サボらず頑張って「土寄せ」をしておけばよかった
と後悔?!「覆水盆にかえらず」を痛烈に実感。困ったものです。「ローマは1日に
して成らず(ちょっと違うか?)」
何事もそれなりの成果を得ようとすれば、それなりの準備と汗を掻くことをしておか
ないとダメなことは十分承知してはいるのですが( ; ; )たかが野菜作りくらいと
なめてかかっての失敗、困ったものです。「サンデーモーニング」のスポーツコーナー
ではありませんが喝ー!!でしょう。

不可抗力は別として世話をした分、手間暇かけた分だけ、野菜は答えてくれる。
当たり前のことですが自然の摂理、法則であります。そんなこんなで今日はジャガイモの
収穫時の様子を自戒を込めて掲載しておきます。



土を被せなかったので茎からジャガイモがはみ出て緑色に変色しています!!


ソラニンやチャコニン(カコニンとも呼ばれています)は天然毒素の一種で、ジャガイモの芽や緑色になった部分に多く含まれます。
これらを多く含むジャガイモを食べると、吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が出ることがあります。
ネットより抜粋した情報です。


全部のジャガイモがこんな状態になっています。




この状態を見るとちゃんと「土寄せ」しておけばよかったと反省しきり!!歯医者も一緒で虫歯なども痛くなるまで放置する場合が結構あります。早く行かないとダメだとわかってはいるのですが、なかなか億劫で。


廃棄処分のジャガイモです。


一畝を掘ってみました。キャリーケースの中はまともな分、土の上に置いてあるのは処分するジャガイモ、約半々くらいでしょうか。勿体無い。