60からのつれづれ日記

6回目の年男、現在は月20日ほど、午前中3時間ほどのパートでのんびりと仕事をさせてもらっています。

愛媛県・県民総合文化祭・総合フェスティバル

2022-10-30 09:31:26 | 日記
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、文化芸術の秋等々、秋は何かとせわしなくそして又欲張りの
ようです。そんな中、愛媛県では「今、乗り越えて花開く 文化の大輪」をテーマに県内各地で
様々な文化のイベントが開催されています。期間は10月2日から12月25日までの
長期に渡っています。ということで、10月29日(土)は知人のTさんを誘って県民文化会館・
メインホールで催された「県民総合文化祭・総合フェスティバル」に出掛けました。このイベント
もコロナの影響で3年ぶりの開催とあって会場はほぼ満席、多くの人が楽しみにしていることが
分かりました。

オープニングは今治南高等学校のマーチングバンドで華やかに始まり、新田高等学校と松山
アクターズスクールの激しい圧巻のダンス。かと思ったら次は趣が一変、東雲中高等学校の
ハンドベルの心地よい音が会場を包みます。その後は県内を中心に活躍している女性3人に
よる弦楽三重奏。さらに全国レベルの実力を持つ伊予高校の吹奏楽のサウンドがこれまた気分を
高揚させます。以上で第一幕が終了、幕間には松山南高校の映像作品が上映されました。

第二幕は沖縄伝統芸能として琉球國祭り太鼓愛媛支部によるエイサーが賑やかに披露され、地元
愛媛で活躍中のガールズバンドのボーカルと沖縄三線(この演奏者も愛媛で沖縄音楽普及に奔走
されている実力者)のコラボ。さらに南予の「うわじまガイヤ」の楽しい踊りが始まります。
こちらは4歳から14歳までのメンバーが愛くるしく元気に踊って会場を盛り上げでくれました。
次は新居浜東高校の書道パフォーマンスと西条高校の合唱のコラボ。高校生の書く鮮やかな文字と
合唱部の爽やかな澄んだ歌声には心が洗われます。

いよいよ最終の第三幕の幕が開きます。ステージに登場したのは本日のスペシャルゲスト島谷
ひとみ。パワフルで圧倒的な歌唱力、透明感のある高音がよく伸びて当たり前ですが、
さすがプロ。今更ながら歌でお金が取れるということはこういうことなんだなと実感。華やかで
会場を一体化させる歌声に酔いしれた良質な時間となりました。そして迎えたグランド
フィナーレは島谷さんと西条高校合唱部の共演でムードは最高潮。会場からは温かい応援の
拍手が途切れません。コロナの影響で全国各地、大きなイベントが出来なくなっていましたが、
ほぼ三年振りにどんどん開催されるようになって来ました。もちろんコロナ対策は施した上で
ではありますが、有り難いことです。

やはり人間の暮らしや生活には様々なイベントが不可欠です。人が人としてより良く生きるための
文化、スポーツその他、単なる生存ではなく人間の生きた証としてのそれらを改めて見つめなお
したいと思います。また、我々観る側に感動を与えてくれた出演者(パフォーマンスする側)の
皆さん、またイベントを支えた裏方、スタッフの皆さんには感謝です。そして文化的で貴重な
時間を有り難う御座いました。



秋晴れ、まさに「天高く馬肥ゆる秋」であります。到着が早かったのでまだ人はあまりいませんでした。


入り口の看板。当然、会場内は著作権、肖像権の関係で録音・録画共に禁止です。




うさぎの島

2022-10-22 10:51:58 | 日記
早くも来年の川柳まつやまの表紙の写真を撮影する季節になって来ました。ここ最近の写真の
テーマは「干支」に絞っていて今年は虎、昨年は牛を掲載。当然来年はうさぎ年なので
うさぎを求めていざ広島県竹原市にある大久野島へ行くことに。近場のとべ動物園のうさぎも
とは思ったもののどうせ撮るなら話題性のある「うさぎの島」の方が良かろうと思った次第。
しまなみ海道で大三島に渡り盛港からフェリーに乗ること約15分。瀬戸内海国立公園に
位置する周囲4Kmほどの島内は一般車両の乗り入れがないのでゆっくり散策出来ます。

当日10月16日(日曜日)は絶好の秋晴れとあって当然、うさぎ目当ての観光客が多く、
海外の方も結構団体で訪れていました。うさぎはそれぞれのテリトリーで生息しているよう
で人懐っこく、餌を差し出すと近寄って来てもぐもぐと食べてくれます。しかし写真を
撮る分にはなかなかこれといったポーズ?!アングル、構図や背景など上手くいかず
悪戦苦闘。情けないことに撮影前に描いていたイメージの写真があまり撮れませんでした。
言い訳になってしまいますが、初めての場所や環境、ましてや相手が勝手気ままに動く動物
なので1発勝負で良い写真をと思う方が甘い訳で、何回か通ってその環境やうさぎの生態
などをある程度把握した上で撮影に臨まないといけませんね。
さてさてそんなことでオートはもちろん、絞り優先や動き優先など複数のパターンで撮影、
ローアングルからうさぎをアップで撮るなど一応努力はしてみました。
この後は川柳まつやまの編集会議で皆さんに見てもらって来年1年を飾る表紙が決定します。
当方の役割が100%ではないけれど一つ終了。完成を楽しみに待ちたいと思います。

























川柳まつやま・川柳忌

2022-10-08 11:41:06 | 日記
9月23日(火)に川柳まつやまの例会が「川柳忌」として行われ出席をして来ました。
会場はいつもの愛媛県生活文化センター3階研修室。
川柳忌とは江戸時代の川柳の祖・柄井川柳を偲びその功績を讃えることで、今後の川柳界の
発展を祈念する日として柄井川柳の命日である9月23日に行われる行事のことです。
恥ずかしながら詳しくは知りませんが、紆余曲折の歴史の中、ともかく先人のおかげで今日の
川柳が存在している訳でこうやって感謝の意を表することは大切だと思います。
当日の参加者は約20名。コロナ禍の中、なかなか集まりにくいのですが皆さんのお元気な
顔を拝見しながら句会を楽しむことが出来ました。
これといった成績ではないのですが、以下当日の宿題の結果を掲載させて頂きます。
◯印が入選句です。


「深い」 
       断捨離のついでに深い皺捨てる
       国葬がどうした深い森にいる

「色」   
       まだ解けぬ琥珀色したわだかまり
      ◯小心な保護色だ遠吠えしてる

「スペース」
      ◯意地ですか空きスペースの女偏
       スペースキー押して貴方と打ってみる

「もめる」
       国葬を勝手に決めるから揉める
       揉め事を戦争にした独裁者



草映名誉会長も今日はお久しぶりに顔を見せられました。お元気雄で何よりです。





以下の柄井川柳の説明分は下記のサイトから添付させて頂きました。ご了承下さい。
www.doctor-senryu.com › 01_museum › senryu_rekidai

本 名 : 柄井八右衛門 (からいはちえもん)
  号  : 無名庵(むみょうあん)/川柳
生没年 : 享保3(1718)年10月生れ(通説)。 寛政2(1790)年9月23日没。
活 動 : 宝暦7(1757)立机―寛政元(1789)年9月25日

 今日、「川柳(せんりゅう)」と呼ばれる十七音文芸の名称の元になったのは、江戸中期の前句附点者(選者)の一人であった柄井八右衛門という人の俳号(雅号)によるものです。短詩文芸のひとつである「川柳」の名称が、ひとりの前句附点者の号から興っていることは類例がなく特筆に価します。
 当時、江戸には多くの前句附点者がおりましたが、後発の柄井川柳という点者が現れると、その選の面白さから人気を博し、さらに、選句集 『誹風柳多留』の刊行後は、江戸随一の地位をゆるぎないものとしました。
 宝暦7(1757)立机以来、没するまでの足掛け33年間に260万句に及ぶ寄句を集め、当時の前句附点者の中でも際立った人気を集めたことは、柄井川柳の卓越した選句眼と選句基準の独自性が時代に受け入れられたことを意味します。
 選句の特徴は、「①都会趣味(新興都市江戸の気風・嗜好・日常語)を基調として洗練された穿ち(写実・アイロニー)による笑いを特性としたこと、②前句(題)にこだわらず、一句そのものの面白さ(一句立て・独立単句)に重点をおいた」ことといえるでしょう。

第12回・播磨川柳誌上大会

2022-10-08 11:05:21 | 日記
10月に入り異常とも言える真夏日の日もありましたが、やっと朝晩が少しづつ寒くなり
始め本格的に衣替えの季節になりました。畑の方も雑草の夏草が枯れ始めて冬野菜の
畝つくりに遅ればせながら、取り掛かりることが出来、大根の種を蒔き白菜やキャベツ、
ブロッコリーなどの苗を植えました。まだまだ、これから雑草の始末や竹の支柱の片付け
ほうれん草や春菊などが待っているので作業が続きます。
さて今日は姫路市にある播磨川柳協会主催の第12回・播磨川柳誌上大会の結果が出たので
記載しておきたいと思います。相変わらずなかなか入選に至らず試行錯誤、悪戦苦闘を続けて
おります。しかし、チャレンジすることに意義ありなのでそれもまた良しであります。
いつも通り◯印が入選句です。

「鍵」
    ◯饒舌な合鍵だ油断はできぬ 
     百均の合鍵だろうよく喋る

「舞う」
     停戦はまだ来ないかと舞う蛍
     サ行からひょっこり出てくる舞妓はん

「草」
    ◯九条で道草するのはやめなさい
     見かけによらずシロツメクサと仲が良い
「迷う」
     あなたへの四つ葉挟んだ文庫本
     迷ってるワクチン接種4回目

「風」
     運もある三日天下の風見鶏
     追い風が草書体なら頑張れる

「雑詠」
    ◯パスワード三つ持ってる苺パフェ
     虚勢張る2月の雨に騙される