10月18日(土)は県外からの参加者を募っての「2014えひめスポーツ吹矢選手権大会」が
松前町のエミフルの横にある「松前公園体育館」で開催されました。
当日はスポーツの秋にふさわしい好天に恵まれ、競技者53名が日頃の腕を競いあいました。
朝、Kさんの運転する車にT支部長と当方が便乗させて頂いて7時40分に体育館へ到着。
松山支部の方も来られていて、それぞれの担当に別れて会場の設営に取り掛かりました。
当方は国道56号線に出て、会場案内として矢印の付いた看板を8時から9時まで掲げる係。
9時過ぎに会場に戻ると、的が設置されていて概ね、準備は完了していました。今回はゲームの前の
試矢3本がないので、練習用の的を使い試合に出ていない時に練習が出来るという方式なので、
交代で皆さん練習を始めていて、いやが上にも大会の雰囲気も高まり緊張感が出て来ます。
9時30分からF会長の挨拶で開会式が始まり、K審判長による球技ルールの説明がありました。
今回は県内外で53名の参加者、春の大会に比べて人数は減ったものの、10M限定の6ゲームを
2回実施、点数の高い方で順位を出すという全国的にも珍しい大会となります。
いよいよ10時。10レーンの的にそれぞれ第一組目が向かいます。当方はEレーンの一組目。
どの大会に出ても最初吹くときは緊張します。練習では矢がまとまって好調だったので
なんとかそれがキープ出来ればと淡い期待?!を胸に1ゲーム目を吹いたもののなんとまさかの
10点代。こりゃいかんわいと挽回を図る2ゲーム目も10点代。こんなはずじゃないと気を
取り直して吹くものの、矢はバラバラで意に沿わず低迷が続き午前の部は110点代に。
昼食を食べて午後の部が再開。平常心を心掛けて無になって吹くと決めてはいても、悲しいかな
あれこれ雑念が出て、相変わらず復調出来ないまま終了。やっとこさの120点代。
当方がレーン審判をした高知県のリズム感ある自信溢れた上位の選手のフォームから、吹き出される
スピードある矢は安定感を伴って的の中心に突き刺さります。
後ろから見ていてそれは見事なものでした。体の軸が揺れないし、筒も揺れない。
この方はパーフェクトも出され、最後に成績を確認すると4位になっていて納得。
実力のある方の審判はそれなりに勉強になることが多く、普段お目に掛かる事のない
県外の人の演技は特に刺激を受けます。
3時過ぎに午後の部が終了。成績が出るまでに全員であらかたの片付けをして、その後成績発表と
閉会式。3位までの入賞は残念ながら愛媛勢ではなく県外の方に。やはり全国レベルで名を連ねて
いるベテランが活躍されました。一言、総括も含めた挨拶ということで、優勝された広島のTさんが
話をされました。今年70歳になるけど、人間が作り上げたもので70年も掛けて作られたものは
少ない。ここまで70年掛かって作り上げて来た人間、自分という人間を大切にしたい。
そして簡単に年寄り扱いされたくない。人間は能力の差は小さいけれど、日々の努力精進の差は大きい。
今日も優勝はしたけど反省は多々ある。まだまだ、努力が足りないので今後も努力して行きたい。
いやはや、謙遜されているとはいえ「実るほど頭の垂れる稲穂かな」のえらぶらない態度は好感が
持てました。そして平然と190点代を出される方が、練習あるのみ、努力あるのみと
いうのですから、適う訳がありません。もう一人の2位の方も週に5日は練習をされているとか。
趣味のひとつで気楽?!に楽しみやっている当方などとはスタンスが全然違います。全国でトップを
目指す方と一緒に吹矢をやれるだけでも、こちらにしたら良い経験をさせてもらっていて、
逆に言えば、同じ土俵に上がるのは失礼千万な話ではないかと思うほどです。
スポーツ吹矢の目的は人それぞれであります。ストイックに競技を極めるタイプもいれば、
健康作り、仲間作りに一環でやる方もたくさんおられます。様々な志向があって当然。
とべ陶街道支部としては、いろいろな意味で地域に役立つ倶楽部として存在したいものです。
ひとつのイベントをやるのは大変ですが、皆の気持ちがひとつになって行くプロセスを味わえる
のが魅力です。大会の成功に向けて労をいとわず、それぞれの持ち場で役割を果たすこと。
あれこれ問題はあるものの、それらは次のスッテプにすれば良いし、そういう団体でありたいと
思います。選手として出た方も裏方、スタッフとして協力された方もお疲れ様でした。
愛媛の会員は、2017年の国体までいろいろな経験を詰んで大会の成功を目指しましょう。
特にとべ陶街道支部は地元での開催となります。それまでに会員を30人にしたいですね。

エミフルの西側にある松前公園体育館。国道からも近くベストな位置にあります。

県からも公認されて「みきゃん」のキャラクターも吹矢を吹いています。

体育館は天井からも採光の窓があり、明るく的も見やすく立派な施設でした。

青いベストがスタッフ。愛媛の会員で構成されています。

それぞれのレーンで的に向かう選手。日頃の練習の成果を発揮されています。

吹き終えたあとは、気になる得点の集計です。

2階観覧席からの会場風景。手前は練習ゾーンです。

成績発表です。県会長から入賞者にそれぞれ表彰が行われました。
松前町のエミフルの横にある「松前公園体育館」で開催されました。
当日はスポーツの秋にふさわしい好天に恵まれ、競技者53名が日頃の腕を競いあいました。
朝、Kさんの運転する車にT支部長と当方が便乗させて頂いて7時40分に体育館へ到着。
松山支部の方も来られていて、それぞれの担当に別れて会場の設営に取り掛かりました。
当方は国道56号線に出て、会場案内として矢印の付いた看板を8時から9時まで掲げる係。
9時過ぎに会場に戻ると、的が設置されていて概ね、準備は完了していました。今回はゲームの前の
試矢3本がないので、練習用の的を使い試合に出ていない時に練習が出来るという方式なので、
交代で皆さん練習を始めていて、いやが上にも大会の雰囲気も高まり緊張感が出て来ます。
9時30分からF会長の挨拶で開会式が始まり、K審判長による球技ルールの説明がありました。
今回は県内外で53名の参加者、春の大会に比べて人数は減ったものの、10M限定の6ゲームを
2回実施、点数の高い方で順位を出すという全国的にも珍しい大会となります。
いよいよ10時。10レーンの的にそれぞれ第一組目が向かいます。当方はEレーンの一組目。
どの大会に出ても最初吹くときは緊張します。練習では矢がまとまって好調だったので
なんとかそれがキープ出来ればと淡い期待?!を胸に1ゲーム目を吹いたもののなんとまさかの
10点代。こりゃいかんわいと挽回を図る2ゲーム目も10点代。こんなはずじゃないと気を
取り直して吹くものの、矢はバラバラで意に沿わず低迷が続き午前の部は110点代に。
昼食を食べて午後の部が再開。平常心を心掛けて無になって吹くと決めてはいても、悲しいかな
あれこれ雑念が出て、相変わらず復調出来ないまま終了。やっとこさの120点代。
当方がレーン審判をした高知県のリズム感ある自信溢れた上位の選手のフォームから、吹き出される
スピードある矢は安定感を伴って的の中心に突き刺さります。
後ろから見ていてそれは見事なものでした。体の軸が揺れないし、筒も揺れない。
この方はパーフェクトも出され、最後に成績を確認すると4位になっていて納得。
実力のある方の審判はそれなりに勉強になることが多く、普段お目に掛かる事のない
県外の人の演技は特に刺激を受けます。
3時過ぎに午後の部が終了。成績が出るまでに全員であらかたの片付けをして、その後成績発表と
閉会式。3位までの入賞は残念ながら愛媛勢ではなく県外の方に。やはり全国レベルで名を連ねて
いるベテランが活躍されました。一言、総括も含めた挨拶ということで、優勝された広島のTさんが
話をされました。今年70歳になるけど、人間が作り上げたもので70年も掛けて作られたものは
少ない。ここまで70年掛かって作り上げて来た人間、自分という人間を大切にしたい。
そして簡単に年寄り扱いされたくない。人間は能力の差は小さいけれど、日々の努力精進の差は大きい。
今日も優勝はしたけど反省は多々ある。まだまだ、努力が足りないので今後も努力して行きたい。
いやはや、謙遜されているとはいえ「実るほど頭の垂れる稲穂かな」のえらぶらない態度は好感が
持てました。そして平然と190点代を出される方が、練習あるのみ、努力あるのみと
いうのですから、適う訳がありません。もう一人の2位の方も週に5日は練習をされているとか。
趣味のひとつで気楽?!に楽しみやっている当方などとはスタンスが全然違います。全国でトップを
目指す方と一緒に吹矢をやれるだけでも、こちらにしたら良い経験をさせてもらっていて、
逆に言えば、同じ土俵に上がるのは失礼千万な話ではないかと思うほどです。
スポーツ吹矢の目的は人それぞれであります。ストイックに競技を極めるタイプもいれば、
健康作り、仲間作りに一環でやる方もたくさんおられます。様々な志向があって当然。
とべ陶街道支部としては、いろいろな意味で地域に役立つ倶楽部として存在したいものです。
ひとつのイベントをやるのは大変ですが、皆の気持ちがひとつになって行くプロセスを味わえる
のが魅力です。大会の成功に向けて労をいとわず、それぞれの持ち場で役割を果たすこと。
あれこれ問題はあるものの、それらは次のスッテプにすれば良いし、そういう団体でありたいと
思います。選手として出た方も裏方、スタッフとして協力された方もお疲れ様でした。
愛媛の会員は、2017年の国体までいろいろな経験を詰んで大会の成功を目指しましょう。
特にとべ陶街道支部は地元での開催となります。それまでに会員を30人にしたいですね。

エミフルの西側にある松前公園体育館。国道からも近くベストな位置にあります。

県からも公認されて「みきゃん」のキャラクターも吹矢を吹いています。

体育館は天井からも採光の窓があり、明るく的も見やすく立派な施設でした。

青いベストがスタッフ。愛媛の会員で構成されています。

それぞれのレーンで的に向かう選手。日頃の練習の成果を発揮されています。

吹き終えたあとは、気になる得点の集計です。

2階観覧席からの会場風景。手前は練習ゾーンです。

成績発表です。県会長から入賞者にそれぞれ表彰が行われました。