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60からのつれづれ日記

6回目の年男、現在は月20日ほど、午前中3時間ほどのパートでのんびりと仕事をさせてもらっています。

川柳の本

2023-09-17 18:11:14 | 日記
11月に開催される令和5年度愛媛県総合文化祭川柳大会。今回、ご縁があって初心者のための
作句入門講座の講師を、見識も博識も不十分な当方が厚かましくもやらせて頂くことになった。
50分程度の教室らしいが、それに向けての準備、資料が必要になり何か初心者向けの本がないか
と思い本屋に行ってみた。実はこの類の本が少ないということは以前から分かっていたのだが念の
為である。近辺では本の冊数の扱いが多いグランフジ重信のTSUTAYA の文芸・趣味のコーナーに
ひょっとしてという期待感を持って到着。

やはりである。俳句の本はテレビで人気のプレバト俳句の夏井いつきさんの本を中心にかなり
あったが、川柳の本は非常に少ない。サラリーマン川柳の本が目立つばかりで困ったものだ。
(サラリーマン川柳が悪いという訳ではないのだが。 )結局、参考になるような本は見つからず
関係のないビジネス本を一冊買って店を出る。

最後の手段で川柳マガジンを発行し、川柳に特化している新葉館のホームページでそれらしき本、
「川柳の教科書」を注文。手元に届いたのでそれを元に少しではあるが、講演会用の資料を作成
する予定である。ただ、講師が一方的に川柳の基本、ありきたりの話をしても面白くない?!と
思うので何か受講者も発言に参加出来るような仕掛けを考えたいとは思うのだが出来るかどうか?!
いずれにせよ、メインは自分の川柳の作り方を間違っているかもしれないが、披露することで
微力ながら少しでもみなさんのお役に立てたらと思う次第である。



TSUTAYA の俳句・川柳のコーナー棚。8割が俳句関連、残りが川柳、それも多くはサラリーマン川柳やシルバー川柳である。


新葉館発行の初心者向きのテキスト本を入手。文字が大きくて読みやすいので助かります。


高齢化社会の象徴です。有り難いような有り難くないような、なんとも複雑な心境です!!


こちらは松前町の北公民館で借りた本。プレバトで永世名人になった梅沢富美男さんの句集50句。それと2022年の年間ベストセラー「80歳の壁」は和田秀樹さんの本、気になるタイトルです!!


伊予市ゆめ未来館にある図書館。まだ新しく館内は吹き抜けで気持ち良い空間になってます。照明も明るくゆっくり出来ますね。


スポーツの秋でもあります。全日本で活躍した荒木絵里香、狩野舞子、新鍋理沙ら錚々たるメンバーがやって来ます!!


信号待ちでふと前の車のナンバーを見るとなんと上の3桁の番号の最後にアルファベットの「K』が!!


人生で初めて見たナンバープレート、ネットで検索するとその訳が判明したので掲載しておきます。


川柳信濃川・納涼川柳誌上大会の結果

2023-09-09 10:48:32 | 日記
朝晩、少しづつ秋の気配?!が近づいているようで涼しいとは言えないまでも、一時の暑さに
比べたらかなり凌ぎやすくなって来ました。来週の敬老の日の連休は孫家族と一緒に鳥取の
通称コナン館「青山剛昌ふるさと館」と鳥取砂丘へ行く予定です。久々の長距離移動になるので
体調を整えておきたいと思います。
明日は東温市見奈良でどてかぼちゃカーニバルが開催されます。どてかぼちゃ重量当てや
餅まき、よさこい踊りのパフォーマンス等々のイベントがあり、砥部町文化祭に出す写真撮影を
予定していましたが、急遽別件が入り行けなくなりました。残念!!

さて、先日全国から560名の応募があった「川柳信濃川・納涼川柳誌上大会」の冊子が届きま
した。愛媛からも30余名の参加者があり、他県においても投句者が増えていて全国的に知名度も
上がり定着してきたようです。こちらの主宰者はこまめな方で、小規模ながら川柳に力を注ぐ
エネルギーはなかなかのものでお手本にしたいものだと、いつも感心しております。
では早速ですが、当方の句を掲載させて頂きます。
課題は「かける」でした。
    「かける」であれば「書ける」「欠ける」「描ける」「賭ける」などなんでもよく
     多岐に渡る「かける」が集まったようです。

「かける」
     ◯鮟鱇も虎魚も書ける魚好き
     ◯脇役が欠けるとドラマ興ざめに
      
        どちらもおかげさまで入選しました。

次に今回も多くの句の中から、当方が気になった句をご紹介させて頂きます。

     ◯旅に出る薔薇も檸檬も書けるから

        当方の句「鮟鱇も虎魚も」読めるけど難しくて書けない漢字二つを使って
        詠んでは見ましたが表面的で浅い。こちらの句の方が一枚上を行っています。
        旅に出るがよく出たものだと感心させられました。この漢字が書けたから
        といって旅に出るなど何と意外性を突いてくるのか?!そうか、薔薇も檸檬も
        書けるというのは大人になったということか!!だからもう一人で旅に出ても
        安心だ、これは独り立ちの句、自立した時の喜びを読んだのでは?と
        思った次第です。

     ◯駆けつけてくれるニトロのような友

        これも面白い!!友をニトロに例えたところが上手い。それと「駆けつけて
        くれる」にスピード感がある。いざという時、緊急時にはスピードも必要だ。
        何とも頼もしい友ではないか。

     ◯耐えている背中へ傘をさしかける

        優しい心の持ち主です。あれこれ聞いたり、とやかく言ったりせずにただそっと
        無言で寄り添う、その行為が耐えている者には有り難いのです。そんな時間が
        あれば立ち直ることができ、きっとまた前を向いて歩き出すことでしょう。

いつもながら、世間は広い、そして人の数だけ川柳があるんですね。皆さん方の句は「井の中の
蛙」にはいい勉強になります。
       


区内清掃でTさんに会う

2023-09-03 11:09:36 | 日記
早くも9月。子供達はそれぞれ新学期が始まり、登校時の元気な顔や賑やかな声にこちらが
パワーを貰えるようで有難い。学校によって違うと思うが、これから10月に開催される
運動会に向けての準備、その他の学校行事など多忙な季節がやって来る。地域や社会のそんな
動きに刺激や影響を受けつつ、我々高齢者も元気に活動したいと思う今日この頃であります。

さて、今日は朝から地区の一斉清掃。私が所属している組は集会所の中の掃除と、一部男性陣は
すでに草刈りされた傾斜地にある農道の刈った草を集めて、袋詰めをする作業に従事。
朝からいい汗をかかしてもらいました。掃除の後に久しぶりに会ったTさんと歓談。Tさんには
畑の紹介をしてもらったり、野菜作りのアドバイスなどいろいろお世話になっていて、今年
81歳。年齢の関係もあり野菜作りは今春で切りをつけ、引退しているものとばかり思っていたら
なんと、5月からコープ愛媛で生活支援員として週2〜3回パートの仕事をしているとのこと。
高齢者の困りごと(庭の草引き、家の内外やお墓の掃除、照明器具の交換等々)で依頼があれば
中予地区ならどこへでも出かけるそうだ。もちろん、社員さんが会社の車を運転して同行する
形で現場に行き作業を行うとのこと。福利厚生面もしっかりしていて重労働ではないので、今の
ペースで無理せず元気なうちは働きたいと意欲的で溌剌としていて羨ましい限りです。

Tさんは地区の行事などにも積極的に関わってきた方で、特にここ最近まで区内の民生委員として
活躍。集会所の木々の剪定や消毒なども誰に頼まれるでもなく、ボランティアで一人でやられて
いました。数年前にガンになったものの今は小康状態で、元気でパートをされている。
いずれにせよ、Tさんも健康で元気でいるからこそ、意欲的に社会と関われているのでまずは
健康が一番ということだ。ご近所にこんな後期高齢者の方がおられるということで、良い
お手本にさせて頂きたいと改めて思った今朝の掃除でありました。



週一くらいで利用させてもらっている、原町社会福祉総合センターの健康ルームの写真です。砥部町住民なら無料で使えます。マッサージ機やウォーターーベッド、ローラーベッド。ルームランナーに自転車などがあり朝10時から夕方4時30分まで利用可能。


写真撮影は許可をもらってですが、終了間近で誰も人はいませんでした。




今治市民公園のオオオニバスが見事に咲いたという夕方のニュース。思わずテレビに向かってスマホを構えて撮影。


双子の赤ちゃんもびっくり?!


二人で8キログラム以上?いい記念になりますね


芸術の秋、鑑賞の秋が到来。これは伊予市のカラオケ大会の予告ポスター。


こちらは腕相撲大会。フジグラン重信で開催されました。


今年は愛媛県でねんりんピックが開催されます。それと並行して行われる音楽祭のイベントですね。






マテラの森

2023-08-26 11:58:07 | 日記
もう何年前になろうか、国道11号線を松山市内から東温市方面に向う途中の水泥町に
出来たレジャー施設「マテラの森」。テレビでCMが流れたりしていて、車で通るたびに
気にはなっていたが一度も行ったことがなかったので、今回、知人のTさんと意を決して?!
休みの日にランチを食べに行くことにした。

広大な敷地には特別な飼料で育てたマテラ豚を味わえるバーベキューコートがあり、気候・
天候に左右されない屋内をはじめ、屋外のテラス席でバーベキューが楽しめる。そのほかに、
世界で活躍するマウンテンバイクダウンヒルライダー・井手川直樹氏が監修した世界初の
ストライダーレーシング公認サーキットを常設。ストライダーというのはランニングバイクの
代表格と言われるものでペダルが無く、地面を足で蹴って走る子ども用の自転車のこと。
従って「マテラサーキット」の対象は1歳半以上から7歳までの子供さんのみ。親御さんは
サーキットの周りの観覧スペースで見守る感じだ。
それ以外にも、全面天然芝のドッグランやのんびり散歩を楽しめる公園も併設されていて、
休日には多くの家族連れで賑わっているスポットのようだ。



国道沿いにある大きな看板が目印です。この日は生憎の曇天模様。


ストライダーレーシング公認サーキットの案内板。


素材は木材のような質感?!赤色が目立つオブジェがありました。


マテラ丼を注文。年齢にあったボリューム感?!。美味しく頂き当然、完食です。


バーベキューコートの外観です。建物の中全体がバーベキュー仕様になっています。


マテラのキッチンカー。テイクアウトですね。


サーキット場はかなり広いです。もちろん、しっかりマナーを守って楽しみます!!
 ・子どもだけでの利用不可(保護者同伴)
 ・ランニングバイクはペダルのない仕様のみ可
 ・コースの内外にかかわらず、必ずヘルメットを着用する


足で漕ぐストライダー。アップダウンもあり、子供たちには人気です。


サーキット場の全容。時折、大会も行われているようです。








「石村嘉成展・いきものだいすき」

2023-08-19 09:27:56 | 日記
7月15日(土)に開催され、に8月17日(木)にはついに来場者2万人を突破した。愛媛県
美術館で開催された郷土作家の企画展としては歴代最高来場数を更新中である。

上記のニュースは南海放送70周年記念「石村嘉成展・いきものだいすき」の展覧会の事で
ある。当方は開催されてすぐの先月17日(月)海の日に観賞に行って来た。石村嘉成さんの
事はテレビのニュースや新聞の記事、あるいは砥部動物園の壁画・モニュメントで知っては
いたものの、原画を観るのは今回が初めて。特に今回は一年を掛けて制作した全長26メートル
の作品が展示されると聞いていて、ワクワク感と大きな期待を持って美術館の入り口に入った。

とにかく色彩豊かな様々な動物たちの表現に圧倒される。同じ動物をここまで表情豊かに
迫力を持って描けるのがとにかく凄い。そして個々の動物たちが生き生きしていて、まるで生命を
宿しているように見えるから不思議だ。その石村さんの魂の籠った絵画や世界観に引き込まれる
こと約2時間あまり。絵を描き始めてからの初期の作品、版画から現在に至るまでの総集編が
展開されている空間に身を置けたことが有難い。何か石村さんの心に少しでも触れたようで
こちらまで癒され人間らしくなった感じがする。

彼のお母さんは彼が11歳の時に亡くなられている。会場には彼の作業場を再現しているコーナー
があり、そこにはお母さんが書かれた彼の小学校の担任の先生に当てた、直筆の手紙が展示されて
あった。発達障害を持った母親の苦悩やストレス、そして責任。子への思いなど様々な感情が
揺れ動き交錯している内容だ。立ち止まり読んでいるうちに、文字が滲んで来たのは涙もろく
なった年のせいかもしれない。

彼のホームページも拝見した。2015年からの日々の記録が載っている。感慨深いものが
ある。彼の人生は当然、他人の私には表面しか分からない。しかし、年齢は違うが同時代に
生きてその生き様に接することは出来る。今後の石村さんにも是非、注目してい行きたいと
思いながら美術館を後にした。

ということで今日の写真はかなり多くなると思います。説明文はその分少なく?!なりますが
ご了解下さい。



美術館北側入口にある立て看板。約2ヶ月の展覧会では参加型の様々なイベントも用意されています。


入場口ではタッチパネルで自分で支払いし会計を済ませます。


グッズ販売コーナー。その作品に魅せられて購入される方が多いようですね。


今回の展覧会の目玉となる長さ26メートルの大作。高さは2メートルを超しているのではないでしょうか。


海の中の生き物たち、タカアシガニが中心に描かれています。


キリンの子供?!。それを見守るかのように様々な動物が配置されています。


パンダの赤ちゃん、子供でしょうか。少し悪戯っぽい目が何とも言えず愛嬌があります。そして穏やかなピンク系が目を引きます。


チンパンジーですね。






力強い板画作品が続きます。





お母さんの板画。説明文には「母に今の私の姿を見せたい」と書かれています。




石村さんの仕事場、様々な筆、リキテックスの絵の具の飛沫がその日常を物語っています。そして「笑って過ごそう」の文字。


お母さんが小学校の担任の先生に当てた手紙です。他界されて何年経つのでしょうか?その気持ちを思うと堪りません。今はきっと天国から石村さんのことをしっかり見守ってくれていることでしょう。


毎日欠かさず書いている日記帳も展示されていました。




「ハクトウワシ」は第50回スペイン美術賞特別推薦・第18回日本フランス現代美術世界展推奨とのことです。


赤のバックにこれはどうやら干支を描いたものですね。


こちらの作品は「とべ動物園」のモニュメントになっている原画ですね。


筆のタッチ、動物の細部を見ようと自然と体が前のめりに。


パワー溢れる石村さんの魂がそのまま絵に乗っかっているようです。




立っている人と絵の関係で大きさが想像されます。






色彩が独特で面白い。パスタルタッチの絵になっています。


かなりの点数があるので、皆さん途中で休憩されながら観賞されていました。