60からのつれづれ日記

6回目の年男、現在は月20日ほど、午前中3時間ほどのパートでのんびりと仕事をさせてもらっています。

ああ~勘違い

2016-03-27 11:22:50 | 日記
別れと出会いの季節。卒業式があれば入学式。送別会があればやがてある歓迎会。悲喜こもごもの
桜の季節が今年もやって来ます。菜の花や土筆の話題、筍が店頭に並び始め何かしら季節の
巡る感じが手に取るように分かる春。ランドセルを背負ってはしゃぐ新一年生の気持ちが
大人にも芽生える不思議な季節。他の季節にない次のステップ、舞台に向けてのワクワク感や期待
感、人にある年齢に関係ない共通の好奇心に冒険心といってもいいかも知れません。

さて、そんな時期に出会った勘違い?!間違い?!が二つ続きましたので自戒を込めて記事に
させて頂きます。一つ目は職場のOB主催の送別会があった日の帰りのバスが「ああ~勘違い」。
食べて飲んでいい心地。さあ、一番町から砥部行きのバスに乗り込んでうつらうつらと睡魔が
襲ってきた頃に、バスが何と道を間違って行き過ぎてしかたなく大回りをして通常の道に戻って
来るというアクシデント?!が発生。
路線バスなので普通、道を間違うことは無いはず。複雑な道でもなく不可解。この場合、
考えられるのは運転手さんが新人の方で道をよく把握されていなかった、もしくは何か考え事を
していてのうっかりミスかの二つにうちどちらかでしょう。
もちろん運転手さんはマイクで間違えたことの謝罪をして事態を無事収拾されましたが、まさかの
間違いに乗客は一瞬、唖然。夜でもあり金曜日、送別会でアルコールも入って何かきつねに
つままれた感じでぽかんといった感じ、印象でありました。これが、朝の出勤時、ラッシュ時なら
事情も違ったでしょうが。

その後、バスは33号線を砥部に向かって順調に走り当方が降りるバス停に近づいたので停車
ボタンを押して待っていると、バスはいつものバス停よりかなり前でストップ。あれと思って
いるとマイクから「お客さん、◯◯のバス停はここじゃなかったですかね?」との声が。
いや、もう少し先ですよと答えると「ああ、すみません」と運転手さん。こうして当方、本日
まさかの2回目の勘違い?!不可解に遭遇した訳であります。

二つ目の「ああ~勘違い」は立体駐車場でのこと。仕事で停めた車を出そうと係の方に駐車券を
渡したところ、その駐車券を係員の方が誤って丁度入庫した車の人に渡してしまい、もともとの
当方の駐車券が人のものになったという次第。代わりに今、入れた人の駐車券が当方の駐車券と
思って車を出そうして係の方は「ありゃ~間違った」。「すみません、手動で出します。車種は
何ですか?ナンバーは?」と言って車台を回転させながら目視で車を確認。
自動から手動で事なきを得た訳ですが、「ああ~勘違い」の典型に巡り合いました。

どちらも人間によくある間違い、うっかり、勘違いです。その道のプロなのにどうしたの?と
責めるつもりは全くありません。命に別状がある訳でなし、笑ってすませるレベルであり当方が
人に偉そうに言える立場にはありません。いつか自分もあり得る訳で他山の石、人の振りみて
我が振り直せであります。

ただ、個人レベルでは済まされない国家的事業のオリンピック、国立競技場の聖火台が設計に
入って無かった!!これには多くの有能な方、有識者が関わっており、それまでにもエンブレムの
不透明性や競技場の価格の問題などがありながらのこの「勘違い」「ミス」には多いに憤慨、
そしてその体制の甘さにがっかりされた方も多かったはず。
いずれにせよ、日常にうっかりミスはつきもの。ただ粛々と気をつけ人に迷惑を掛けないように
願うばかりです。

平成27年度地域伝統文化キッズ・カーニバル

2016-03-19 18:39:51 | 日記
先月の28日(土)、ひめぎんホールで開催された「平成27年度地域伝統文化キッズ・
カーニバル」の川柳部門の裏方として参加。記録係を仰せ使って子供たちの様子を写真に撮って
来ました。ちなみにこのイベントは愛媛県内で伝統文化を学んでいる約400人の子供たちによる
獅子舞、和太鼓、能楽、日本舞踊などの舞台発表をはじめ、生け花の作品展示や俳句、川柳、
琴などの体験を通した学びの場になっています。

川柳の体験に集まった子供たちは17名。朝9時に市駅前の電車乗り場に集合。坊っちゃん
列車で道後温泉まで移動の予定でしたが、坊っちゃん列車の市駅発の時間に合わせると後の
スケジュールが遅れてしまうので急遽、普通の電車で出発。道後に着いて観光ガイドの方から
坊っちゃん列車や明治時代の道後の様子の説明を受けて、からくり時計の側の足湯を体験。
時を知らせるからくり時計の人形も鑑賞。その後は道後温泉本館を見学、商店街を通り
にぎたつの道からひめぎんホールへ到着。

吟行を終わった後はひめぎんのエントランスホールに用意されたブースで、子供たちはノートを
広げ句を作り始めます。川柳まつやまの指導員の先生がアドバイスしながら応援します。
句が出来たら色紙に割り箸で句を書いて、それに相応しい絵を絵の具を使ってか描き上げて
完成。子供たちは電車から眺めた景色や坊っちゃん列車、体験した足湯やからくり時計のこと、
十人十色でいろいろ視点で発想していて面白い川柳が沢山出来上がりました。

お昼には皆でお弁当を囲み午後に備えます。句は発表用の大きな紙に書かれてそれを舞台裏へ
移動。ボードに貼って準備完了。その間、子供たちは詠み上げの練習をします。
俳句の後、いよいよ川柳の順番が来ました。司会の紹介のが終わりいざ、本番発表へ。
一人ずつ大きな声で自分の句を詠み上げます。全員が終わると川柳まつやまの会長より
個々の句の感想と講評。いつもながら大人では思いつかないような目の付けどころに感心しきり
でした。

当日は天気も良く吟行には最高の日和。子供のころから「五・七・五」の言葉の文化に
関心を持って感性豊かな大人になってほしいと思いつつ、頼もしい川柳キッズとお別れを
しました。みんな、また来年も会いしましょう。楽しいひと時をありがとう。


立派で個性豊かな川柳が完成しました。これからも頑張って下さい。今日はお疲れ様!!


川柳まつやま会長の講評です。大人では作れない句がたくさんあります。


ちょっと緊張したけど大きな声でしたよ。


舞台での発表は自分が一回り大きく成長する良い経験になりますね。


ずらりと並んだ句。文字を書いていただいた裏方の方にも感謝です。


道後温泉駅の前でガイドさんの説明を聞く、社会勉強にもなります。


今日のお目当ての一つ、足湯に浸かります。


からくり時計を見上げています。


坊っちゃんやマドンナ、うらなり、のだいこ、山嵐どれか分かるかな?


威風堂々?!観光客を楽しませてくれます。


この人出!!外国の観光客の方も多いですね。


道後温泉の歴史を勉強中です。


椿の湯。


ひめぎんホールに帰って早速、作句を始めます。


熱心に作品を見つめる一般の方。


こうすればもっと良くなるよとアドバスやヒントを伝えます。


句もさることながらイラストがいいですね。これは普段の作品展示です。


全体はこんな感じです。お隣は俳句のブースです。


縦長の用紙に筆で清書。ご苦労様です。裏方がいるから表に立てる、子供たちも勉強になります。


ひめぎんホールの中庭では屋台が出ていました。






吹矢体験教室の開催

2016-03-13 13:54:17 | 日記
これも旧聞で恐縮ですが、2月13日(日)に広田小学校の子供たちを対象にスポーツ吹矢の
体験教室を開きました。当日は会員仲間のKさんの車に便乗させてもらって朝8時40分に
自宅を出発。広田に入ると道の北側など陽の当たらない場所にはまだ雪の塊が残っていました。
30分ほどで会場の「ひろた交流センター」へ到着。

今日はとべ陶街道支部からT支部長以下6名が参加。2階のホールで体験用の的などを設置し
準備万端。20名近くの小学生と関係者の方が集まっていざスタート。T支部長の吹矢の
説明や注意点などの説明のあと、実際の吹き方を実演しお手本を見てもらいました。
その後、5人づつ4チームに別れて体験用の筒に矢を入れて練習開始。初めての吹矢に子供たちは
興味津々。楽しそうに吹いて点数を集計しては一喜一憂の表情。こんなに喜んでもらえると
こちらもやりがいがあります。

最後は各チームごと一人が1回ずつ吹いて総合点を競うことに。子供たちは順番が付くと
あって戦々恐々。11時30分まで多いに盛り上がり体験会は無事終了しました。
地味な競技でまだまだ認知度の少ないスポーツ吹矢ですが、こういった小さな普及活動を
地道に続けて行くことが大切です。これからも2017年のえひめ国体成功に向けて会員
一同頑張りたいと改めて思った広田の体験会でした。



今日の体験会場は小雨に煙る「ひろた交流センター」


T支部長によるスポーツ吹矢の説明と支部の会員の皆さん。


吹矢の筒に付けるマウスピースを配っています。


吹き終わったあとの筒の掃除の仕方の指導中。


筒は水平に持って矢はこうやって入れて。


的にあった矢の点数の計算も足し算の勉強になります。


早速吹いてみよう。


しっかり息を吸ってゆっくり吐いて。体は前のめりにならないように。


的の中心を狙って思い切り吹いて。


そうそう、その調子です。


7点に入るかな?頑張れ!!


真剣な表情ですね。


全体の様子です。会場の広さは充分でした。


高学年になると構えもしっかりしています。


いいですね。両手が真っすぐ上がって筒が水平でしっかり息を吸っています。


さあ、何点かな?


筒の持ち方はもうちょっとこうした方がいいよ。


お見事!!7点が3本も入りました。


関係者の大人も参加。


最後はみんなで記念撮影。楽しんでくれたかな?お疲れ様でした。

第9回いよし和太鼓のつどい

2016-03-13 09:40:14 | 日記
今日は仕事が休みなのでNHKのFM放送「音楽遊覧飛行ー映画音楽ワールドツアー・宮崎駿の
世界」を聴きながらブログを書いております。「君をのせて(映画:天空の城ラピュタ)」
鳥の人 エンディング(映画:風の谷のナウシカ)」「もののけ姫(映画:もののけ姫)」
「さくらんぼの実る頃(映画:紅の豚)」「ひこうき雲(映画:風立ちぬ)」等々おなじみの楽曲が
流れる中、文を綴るのは私にとって日常を離れる一つの方法で心地よいひと時になっています。

さて、記事の内容は2月20日(土)に双海で開催された「いよし和太鼓のつどい」の話。
会場は双海にある、しもなだ体育館。生憎の小雨がぱらつき、時折強い風の吹く悪天候では
ありましたが、体育館の中なので特に問題ありません。

このイベントの主旨はパンフレットによると以下の通りです。
伊予市では、青少年の健全育成、地域伝統文化の構築をめざして、愛好者による和太鼓団体が
結成されています。年齢層は保育所園児、小中学生や青年を主体とした幅広い年齢層で構成。
「いよし和太鼓のつどい」は、伊予市内の和太鼓団体が一同に会し、お互いに日頃の練習成果を
披露し交流を深めるとともに、和太鼓の良さを広く市民へPR。そして普及促進に努めることで
和太鼓文化を通した伊予市の新たな魅力を創出することを目的として開催とあります。
そして今年で9回目を迎えたということです。

体育館の中は大勢の観客と太鼓の響きで熱気が溢れています。可愛らしい保育園の子供たちの
演奏。小学生、中学生のしっかりした音、各パートの個人技も見せ場ではありますが、全体の
リズムが狂わないように回りを意識しての集中力、協調生も必要と思われます。
一般の方の三味線や笛なども加わった演奏では鬼の面を被っての熱演に会場からは盛んな
拍手が沸き起こります。

最後はプロ?!セミプロでしょうか、見応えのある見事な和太鼓の演奏がありその迫力と
ダイナミックなパフォーマンスには圧倒されました。腹の底に響く太鼓の音に全身が清められる
感じ?!でしょうか。
「伊豫之二名島扶桑太鼓」という団体で単なる郷土芸能の太鼓の演奏というより「舞台芸術」
という領域です。特徴は太鼓に限らず多種の邦楽器、民族楽器を用いてのオーケストラ方式を
採っていることです。近年は県内外で公演を行いその活動の幅を広げているようです。
このブログを書く時に、参考にYouTubeを観てみると今回の演奏曲目の「鼓遊爛漫」には
東日本大震災を通じて、悲惨な反面そこで改めて感じた日本の良さ、文化などを音楽で
表現してみたとリーダーの方が言われていました。
関心のある方は是非「一度伊豫之二名島扶桑太鼓」「鼓遊爛漫」で検索してみて下さい。

普段なかなか聴く機会のない和太鼓の演奏ですが、恥ずかしながら、地元でこんなに力のある
実力集団が活動しているとは目から鱗でした。ぜひ機会があればまた聴きたいと思いつつ、
太鼓の余韻に浸りながら会場をあとにしました。


小学生のチーム。日頃の練習の成果を見事に披露してくれました。


あどけない表情の園児たち。一生懸命の姿が微笑ましいですね。


伊豫二名島扶桑太鼓「鼓若連」の中学生。真剣な眼差しで堂々の演奏です。


決めのポーズもバッチリ。全力を使い切ってのパフォーマンスはさぞ気持ちがいいと思います。


会場からは盛んな拍手がと声援が送られます。


下灘小学校の皆さんの意気のあった演技です。


保護者の方も見えていることと思います。さあ、頑張って!!


峠のOBAJIN太鼓の人たち。鬼の面を被って熱演です。


伊豫之二名島扶桑太鼓ARATAは女性3人のグループです。


篠笛でしょうか。会場に清々しい音色が響きます。


腰を低く構えて小太鼓を叩く。かなり体力を使いそうです。


いよいよ本日のオオトリ「伊豫之二名島扶桑太鼓」の演奏が始まります。


ダイナミックな動きに圧倒されます。


一心不乱の桴捌き。見ている方も力がはいります。


会場全体を一つの世界にしてしまう見事な演技。


太鼓に命を吹き込む、まさにそんな表現がぴったりの表情。良い演奏をありがとうございました。

 







双海の水仙

2016-03-05 15:08:15 | 日記
早くも3月、相変わらずのバタバタ、年度末も貧乏暇なしの生活が続いております。
何日振りのブログでしょうか?頑張って更新させて頂きます。

暑かったり寒かったりの、まさに三寒四温とはよく言ったもので気候の変動に日本列島は翻弄
されているようですが、これからは春本番が到来のようで一息つけそうです。さて、今日の
記事はかなり前、1月になりますが双海の水仙を撮影に行った時のことを思い出しながら
書いてみたいと思います。

近場にあっても意外に知らないことが多いもので、双海の水仙もそのひとつ。新聞記事で
読んで思い立って足を運んでみました。場所は双海の道の駅から10分?ほど西にある
下灘漁港にある山側高台の斜面になります。しもなだ体育館の正面の駐車場はすでに満車。
しかたなく体育館裏側へ車を止めて予讃線を渡って高台をしばらく登ると斜面一面に見事な
水仙が咲き誇っていました。
愛媛新聞の記事によるとこの水仙畑は個人の持ち物で約四半世紀かけて20万株を育てていて
畑の広さは約30アールとか。平日の水曜日にも関わらず大勢の人が見物に訪れていました。

眼下には瀬戸内の穏やかな海が広がり、心地よい爽やかな潮風が甘くきりりとした清涼感溢れる
水仙の香りを漂わせ本当に癒される空間です。日常の些細なことや煩わしいことなどを
すっきり忘れさせてくれる場所であり、「まったり」という言葉がピッタリするそんな時間
だけがゆっくり流れている不思議なロケーション。これもすべて自然の恵みと水仙を地道に
育て世話をされている方達のおかげであります。ご苦労様、そして感謝、感謝です。
気持ちのよいそして何か得をした感じ。ちょっと大げさですが、生きていることの有り難さ、
あるいは生かされていることの有り難さを実感。帰りの運転中、自然と鼻歌が出ていました。



予讃線の線路を横断。道なりに山を登って行きます。


一直線に伸びる線路。旅情をそそります。




青空に映える水仙。ちなみに水仙の花言葉は「うぬぼれ」と「自己愛」だそうです。


ここではゆったりとした時間、贅沢な時間が流れています。


松山方面を臨んだ景色。


水仙畑から眺める漁港と瀬戸内海。風情があっていいですね。


光りが当たって水仙の花が白く透けて揺れています。


甘いきりりとした水仙独特の香りが漂います。


畑の上には木で作った簡単なベンチが設けられていて、管理されている方の「もてなし」が有り難い。



水仙畑の中に埋もれる?!感じ。まさに春を先取り中です。


この男性も撮影をされているようです。いい写真撮れましたか?