長い間、台風一過を「台風一家」と思っていた。恥ずかしい話だ。月極駐車場の「月極」が
「げっきょく」ではなく「つきぎめ」と知ったのも20歳過ぎてからのこと。私の無知を
上げればキリがない。「貼付」はついつい「てんぷ」と読みがちだが、正しくは「ちょうふ」
と読む。「てんぷ」には「添付」という漢字もある。この二つの違いも曖昧だったので
調べて見るとこうだ。
「貼付」は接着剤などで貼り付けること、紙や布に直接貼ることを表す一方、「添付」は
付け添えるという意味を持つ。そのため、「添付」はのりやテープを使って貼るのではなく、
単純に本体に添えるものというニュアンスが強い言葉だ。
「他人事」は今の今まで「たにんごと」と読んでいた。しかし、調べてみると「ひとごと」
が正しいと書かれているではないか。「たにんごと」でも意味は通じるが、これからは気を
つけたい。「適役」は「てきやく」だろうと思っていたが、これも違うのだ。分かっている方
には釈迦に説法なのだが、正しくは「かたきやく」なのだ。私の勘違いはまだまだある。
「潮時」は物事の限界、これ以上は無理と判断した時期のことではない。正しくは丁度良い
時期のことなのだ。これも混同しがちである。「穿った見方をする」はどうだろう。
私はてっきり「ひねくれた見方」と思っていたが、実は「本質を見抜く見方」が正しい。
勘違いの数々?!にため息が出るばかりだ。
最後にまだ勘違いしていた言葉があった。隠さずに白状しておこう。童謡の「ふるさと」の
歌詞の「兎追いし」を高校くらいまでは「兎美味し」と勘違いしていのだ。川柳を始めて約
11年になる。五・七・五の17音の言葉を操る川柳。今でも間違って解釈している言葉や
熟語があるのかも知れない。今更であるが、もう少し真摯に言葉に寄り添っていかなければ
いけないと痛感している。
「げっきょく」ではなく「つきぎめ」と知ったのも20歳過ぎてからのこと。私の無知を
上げればキリがない。「貼付」はついつい「てんぷ」と読みがちだが、正しくは「ちょうふ」
と読む。「てんぷ」には「添付」という漢字もある。この二つの違いも曖昧だったので
調べて見るとこうだ。
「貼付」は接着剤などで貼り付けること、紙や布に直接貼ることを表す一方、「添付」は
付け添えるという意味を持つ。そのため、「添付」はのりやテープを使って貼るのではなく、
単純に本体に添えるものというニュアンスが強い言葉だ。
「他人事」は今の今まで「たにんごと」と読んでいた。しかし、調べてみると「ひとごと」
が正しいと書かれているではないか。「たにんごと」でも意味は通じるが、これからは気を
つけたい。「適役」は「てきやく」だろうと思っていたが、これも違うのだ。分かっている方
には釈迦に説法なのだが、正しくは「かたきやく」なのだ。私の勘違いはまだまだある。
「潮時」は物事の限界、これ以上は無理と判断した時期のことではない。正しくは丁度良い
時期のことなのだ。これも混同しがちである。「穿った見方をする」はどうだろう。
私はてっきり「ひねくれた見方」と思っていたが、実は「本質を見抜く見方」が正しい。
勘違いの数々?!にため息が出るばかりだ。
最後にまだ勘違いしていた言葉があった。隠さずに白状しておこう。童謡の「ふるさと」の
歌詞の「兎追いし」を高校くらいまでは「兎美味し」と勘違いしていのだ。川柳を始めて約
11年になる。五・七・五の17音の言葉を操る川柳。今でも間違って解釈している言葉や
熟語があるのかも知れない。今更であるが、もう少し真摯に言葉に寄り添っていかなければ
いけないと痛感している。