ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

松陰神社へお花見

2024-04-08 06:45:58 | エッセー
 いつも寝てばかりいる夫を,歩いても30分ほどで行ける、松陰神社の散歩
を勧めたのは、さくらが沢山あるからだ。予報ではお天気は今日だけと
聞いていたし、満開の桜を見せて上げたかったからだ。
 でも、歩くのは夫には少し長すぎるので、小田急で次の駅の豪徳寺まで
行き、そこから少し歩く世田谷線に乗りかえ、山下駅から松陰神社前で
降りて歩いた。

駅から7・8分ほどの神社は日曜のためか、賑やかだったが鳥居のそばの
桜が美しかった。夫はそこからほど近い「若林小学校へ通っていたので
よく遊びに行ったようだが、その頃はまだ小さな淋しい神社だったそうだ。
 「こんなに桜があるんだ」と驚いていたが、とても嬉しそうだった。

 しばらく前クラスメート達と、桜の頃来たことがあるので私は良く知って
いた。だんだんよぼよぼしてくる夫を、外に連れ出し美しいものを見せて
感性を刺激するように心かけているが、これからますます難しくなって
きそうだ。でも、歩けるうちはできるだけ外出をして、美しい自然を見せ
て上げたいと思っている。後で気づいたが梅が丘駅前から等々力操車場
行に乗れば、もっと便利だっと気づき、帰りは区役所前からバスに乗ったが
のどかな春爛漫の日だった。

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