ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

敬老の日に感じたこと

2020-09-23 05:50:14 | エッセー

 夫は「敬老の日」に、デイホームから、こんな写真をつけた色紙を頂いてきた。

みんな楽しそうな表情をしている。今お世話になっているのは、元梅が丘病院

跡地の壮大な敷地に樹木も配置され、雰囲気も良い「東京リハビリテーション

世田谷」にある、認知症専門のデイケアサービスだ。

 世田谷区でも梅が丘や松原辺りは、色々なデイホームが沢山あるが、2人で見学

してから、そこに通っている。

現在2か所のデイホームでお世話になっているが、体操や、脳トレ―ニング、会話

ゲーム、歌を歌う、また散歩もあり、その内容はとてもバラエティーに富んでいる。

そこでやるクロスワードハズルは難しくて、私ができないのに、夫はかなり良い線で

回答している。広い敷地には芝生もあり、植物も育てている畑まであるようだ。

そして毎日写真付きの丁寧な報告をしてくれるので、夫の様子が大変良く理解で

きるようになった。

 認知症10年間の夫が優等生なのは、デイケアサービスを受けているからだと、大変

感謝している。家にいると寝てばかりの夫、体操を進めてもやらない、妻だけでは

その進行を抑えるのはとても無理だと思う。少しずつだが進行しているのを感じるが

何しろ10年目なので、それは仕方がない。夫は何時も穏やかで、幸せな気持ちを感じ

なから夫に長生きして欲しい、といつも私は思っている。

 

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