俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句388・行為者隠蔽9・北村妍二1・2018-7-19(木)
○「ラヂオ体操終りて補虫網走る」(北村妍二1)
○季語(補虫網・晩夏)(「俳句界201608」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:もうすぐ夏休み。夏休みの風物詩といえば、ラジオ体操。眠い目をこすりながらどうにか参加して、体操の後は朝起きの夏の朝を満喫したものです。掲句は体操の後にあちこちで始まった虫取りの情景です。
●北村妍二(きたむらけんじ)
○好きな一句「春ふかし煙立てたる粉ぐすり」2
○季語(春ふかし・晩春)(→「俳句例句データベース」より引用)
【Profile】:1929年東京都出身。21歳より作句。晩年の→西東三鬼に師事。三鬼没後、1987年→原子公平主宰の「風濤」に参加。「風濤」編集長。「新山一俳句会」代表。現代俳句協会会員。