俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句389・かげの俳句8・奥田杏牛1・2018-7-27(金)
○「片蔭やきのふの影に今日の影」(奥田杏牛1)
○季語(片蔭・晩夏)(→「575筆まか勢」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「かげの俳句」第8弾。片蔭の道を行き交う人の影。昨日の影に今日の影が重なり、さらに明日の影に風景は上書きされていきます。
●奥田杏牛(おくだきょうぎゅう)
○好きな一句「赤く繊く五月の太陽金環す」2
○季語(五月・初夏)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)
【Profile】:1931年鳥取県出身。→石田波郷、→瀧井折柴(孝作)を生涯の師とする。「安良多麻」主宰。(平成26年10月号をもって終刊。)