俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句387・顔3・中里麦外1・2018-7-10(火)
○「斜泳ぎしながら顔が昏るるなり」(『阿含』1990)(中里麦外1)
○季語(泳ぐ・晩夏)(「俳人名鑑」より引用)「ハスオヨギシナガラカオガクルルナリ」【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:斜め泳ぎをしているとき顔は水面上に図らずも現れてしまう。全身を泳ぎに集中させていると、ただ顔だけが所在なさに昏れている。
●中里麦外(なかざとばくがい)
○好きな一句「昼となく夜となく滝を内部にす」2
○季語(滝・三夏)
【Profile】:1943年群馬県前橋市出身。1972年、→相葉有流に師事。1983年第2回現代俳句協会評論賞受賞。1991年第9回現代俳句協会新人賞受賞。1993年、有流創刊の「石人」2代目主宰継承。上毛新聞俳壇選者。2004年「言霊」創刊主宰。群馬県現代俳句協会会長。群馬県現代俳句協会顧問。