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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句388・嗅覚88・桑原まさ子1・2018-7-16(月)

2018-07-16 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句388・嗅覚88・桑原まさ子1・2018-7-16(月)
○「コインロッカー遠雷のにほひする」(桑原まさ子1)
季語(遠雷・三夏)(「俳句201205」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:コインロッカーしばらく入れていた何物かが遠雷と共鳴した。そしてそれはさらに遠雷の匂いを持つに至ったのである。嗅覚幻想俳句。

 

桑原まさ子(くわばらまさこ)
○好きな一句「飲食の舌のつめたさ遠郭公」(『山の砂』1983)2
季語(遠郭公・三夏)(「俳句201207」より引用)

【Profile】:1930年栃木県出身。夫の桑原月穂より俳誌「」(→臼田亜浪師系)を継承主宰。下野文学大賞、S賞など受賞。1988年、俳人協会栃木県支部設立、顧問。


桑原まさ子掲載句
03鳥渡る頂点くづれやすきかな(鳥渡る・三秋)〈次元554・頂点(空間)2〉2021/10/24

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