俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句387・嗅覚87・櫛原希伊子1・2018-7-8(日)
○「塔を灼く鉄の匂ひのエレベーター」(櫛原希伊子1)
○季語(灼く・晩夏)(「今はじめる人のための俳句歳時記(角川学芸出版編)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:真夏の直射日光の只中に立尽くす塔。最上階へ上るエレベーター内は灼けた鉄の匂いが充満している。■西日本を中心とする未曾有の集中豪雨で被害が甚大です。これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです!(__)!。
●櫛原希伊子(くしはらきいこ)
○好きな一句「ぽつぺんの中の日暮を吹きにけり」2
○季語(ぽつぺん・新年)「ぽつぺん」:薄い硝子でできたフラスコ状の玩具。(「→きごさい歳時記」)
【Profile】:1926年東京都出身。「百鳥(ももとり)」、「濱」同人。俳人協会会員。