俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句388・耳14・江崎紀和子1・2018-7-17(火)
○「耳奥にしづかなところ蟬しぐれ」(江崎紀和子1)
○季語(蟬しぐれ・晩夏)(「俳句201510」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:もっとも音を集める器官である耳。蟬時雨の音で充満しています。その耳の奥の一隅にもっとも静かな場所があります。蟬声の及ばない唯一の場所なのです。
●江崎紀和子(えざききわこ)
○好きな一句「何もかも刈り姥百合に風通す」2
○季語(姥百合・仲夏)(「俳句201510」より引用)
【Profile】:1950年愛媛県出身、東温市在住。1989年、→阪本謙二に師事。2014年「櫟」主宰継承。櫟賞、深吉野賞佳作賞受賞。俳人協会評議員、愛媛県俳句協会理事。
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江崎紀和子掲載句
03ハロウィンの仮装の魔女が飴くばる(ハロウィン・晩秋)〈次元555・超次元43魔女1〉2021/10/31