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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句383・文字空け3・伊丹啓子1・2018-6-10(日)

2018-06-10 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句383・文字空け3・伊丹啓子1・2018-6-10(日)
○「ロードナイトの黙持つ終の紫陽花が」(『ドッグウッド』2004)(伊丹啓子1)文字1字空け
季語(紫陽花・仲夏)(→「関西現代俳句協会」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:→ロードナイト(薔薇輝石)は赤紫色の鉱物の一種→。なるほど、この紫はまさしく紫陽花の紫で。しかも鉱物の黙を持つ紫陽花だというのだ。

 

伊丹啓子(いたみけいこ)
○好きな一句「枇杷抱けばピカソの女が泣くような」(『ドッグウッド』2004)2文字1字空け
季語(枇杷・仲夏)(引用同上)

【Profile】:1948年兵庫県出身。父は俳人の→伊丹三樹彦、母も俳人の→伊丹公子。大学在学中から父、伊丹三樹彦の結社「青玄」に学ぶ。1991年伊丹市芸術家協会新人賞受賞。「青玄」後継誌の「青群」編集発行人。現代俳句協会会員、日本文藝家協会会員。

●特集「紫陽花・七変化・四葩・あぢさゐ」の俳句5句その2

2013/6/24好きな一句「→紫陽花や朝夕べの甲斐の寺」(佐藤和夫

2013/6/29色彩132心象色7「→あぢさゐの途中の色に爽雨の忌」(古賀雪江

2014/5/21好きな一句「→紫陽花や潮の満干のすぐ下に」(豊田君仙子

2014/6/26方法180直喩ごとく18「→あぢさゐや夢の如くに虹たてる」(星野麦人)『あぢさゐ』

2014/8/10好きな一句「→咲き重りせし紫陽花に何の罪」(大塚邑紅)『空(2002)』

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