俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句382・瞳孔1・村松彩石1・2018-6-5(火)
○「瞳孔の大方ひらき花楝」(「海程」199911)(村松彩石1)
○季語(花楝・仲夏)(→「俳誌のサロン>歳時記>」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:人間の瞳孔は死んだ時だけではなく、暗い場所でも多くの光を集めようとして開くものらしいのです。暗闇の中の楝の花(おうちのはな)に目を凝らしているのでしょうか。
●村松彩石(むらまつさいせき)(1920~2008)
○好きな一句「蛾は白き宙のあらがい祭の旗」2
○季語(蛾・三夏)
【Profile】:「海程」同人。1989年第8回現代俳句協会評論賞受賞。