俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句384・質感=固6・轡田幸子1・2018-6-18(月)
○「青梅の如何にも固き青さかな」(轡田幸子1)
○季語(青梅・仲夏)(「俳句界201308」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:梅を漬ける季節になると、店頭に氷砂糖やホワイトリカーなどの梅酒作りの材料が並びます。その主役の青梅。その青さのなかに質感の固さを発見しました。
●轡田幸子(くつわだゆきこ)
○好きな一句「濃あぢさゐ人の幸とはどんな色」2
○季語(濃あぢさゐ・仲夏)(「俳句201205」より引用)
【Profile】:1931年愛媛県出身。1950年「若葉」入会。→富安風生に師事。「若葉」同人。1974年、第21回若葉賞受賞。1983年「春郊」入会。夫、→轡田進没後(1999)の2000年に「春郊」3代目主宰継承。
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轡田幸子掲載句
03獺祭忌わがふるさとも伊予の国(獺祭忌・仲秋)〈特集449・旧国名俳句8〉2019/9/19
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●特集「青梅(仲夏)」の俳句2句
2011/7/21「→青梅の地を真つ直ぐに打ちし音」(右城暮石)方法俳句50断定2
2017/7/21「→青梅の傷口匂ふ二日酔」(谷中隆子)好きな一句