●方法俳句383・文字空け3・伊丹啓子1・2018-6-10(日)
○「ロードナイトの黙持つ●終の紫陽花が」(『ドッグウッド』2004)(伊丹啓子1)※●文字1字空け
○季語(紫陽花・仲夏)(→「関西現代俳句協会」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:→ロードナイト(薔薇輝石)は赤紫色の鉱物の一種→。なるほど、この紫はまさしく紫陽花の紫で。しかも鉱物の黙を持つ紫陽花だというのだ。
●伊丹啓子(いたみけいこ)
○好きな一句「枇杷抱けば●ピカソの女が泣くような」(『ドッグウッド』2004)2※●文字1字空け
○季語(枇杷・仲夏)(引用同上)
【Profile】:1948年兵庫県出身。父は俳人の→伊丹三樹彦、母も俳人の→伊丹公子。大学在学中から父、伊丹三樹彦の結社「青玄」に学ぶ。1991年伊丹市芸術家協会新人賞受賞。「青玄」後継誌の「青群」編集発行人。現代俳句協会会員、日本文藝家協会会員。
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●特集「紫陽花・七変化・四葩・あぢさゐ」の俳句5句その2
2013/6/24好きな一句「→紫陽花や朝夕べの甲斐の寺」(佐藤和夫)
2013/6/29色彩132心象色7「→あぢさゐの途中の色に爽雨の忌」(古賀雪江)
2014/5/21好きな一句「→紫陽花や潮の満干のすぐ下に」(豊田君仙子)
2014/6/26方法180直喩ごとく18「→あぢさゐや夢の如くに虹たてる」(星野麦人)『あぢさゐ』
2014/8/10好きな一句「→咲き重りせし紫陽花に何の罪」(大塚邑紅)『空(2002)』
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