俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句383・陰暦の月=皐月1・白井鳥酔1・2018-6-14(木)
○「出て見せつ隠れつ雲の皐月不二」(白井鳥酔1)
○季語(皐月不二・仲夏)(→「角川俳句大歳時記・夏」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「皐月」は陰暦五月。2018年はおよそ6月14日から7月12日頃にあたります。まさしく梅雨時。その梅雨の雲に出たり隠れたりの皐月富士の様子です。
●白井鳥酔(しらいちょうすい)(1701~1769)
○好きな一句「おもしろい夢見る顔や涅槃像」(高崎市下豊岡町に句碑)2
○季語(涅槃像・仲春)(→「白井鳥酔句碑」より引用)
【Profile】:上総国埴生郡生まれ。代官を勤める家に生まれたが、隠居剃髪して俳諧に専念。佐久間長水(のち柳居)の門。諸国を巡り、→松尾芭蕉や先師柳居の遺業を顕彰し多くの俳書を出版。その門から→加舎白雄を輩出している。