俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句383・嗅覚85・高千夏子1・2018-6-11(月)

2018-06-11 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句383・嗅覚85・高千夏子1・2018-6-11(月)
○「梅雨に入る握り鋏の鐵にほひ」(『眞中』2001)(高千夏子1)
季語(梅雨に入る・仲夏)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:梅雨の晴れ間の庭仕事。パチパチと剪定に使う握りバサミの、鉄の錆臭い匂いが際立ちます。

 

高千夏子(こうちなつこ)(1945~2007)
○好きな一句「水中に似て手花火の青き闇」(第43回角川俳句賞受賞作品「眞中」50句中の1句)2
季語(手花火・晩夏)(「俳句200011」より引用)

【Profile】:東京都出身。句集「眞中」50句により1997年、第43回角川俳句賞受賞。受賞時は「白桃」所属。

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