俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句385・歳月(時間)・二ノ宮一雄1・2018-6-24(日)
○「縁側の歳月の照り梅蓆」(二ノ宮一雄1)
○季語(梅蓆・仲夏)(「俳句201706・創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅱさーの」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今年も自家製の梅酒を作ります。毎年青梅を干すために使い続けてきた梅蓆(むしろ)。歳月が沁み込んだ色と照りを帯びてきました。
●二ノ宮一雄(にのみやかずお)
○好きな一句「夏つばめ一閃天地うらがへす」2
○季語(夏つばめ・三夏)(「俳句201508」より引用)
【Profile】:1938年東京都八王子市出身。1968年季刊文芸誌「ポリタイア」(檀一雄責任編集)に処女作(小説)を発表。1972年「ポリタイア」同人。以後、事務局員、編集委員等を務める。1991年→飯田龍太主宰の「雲母」入会。2005年「雲母」の後継誌「白露」(→廣瀬直人主宰)を退会。2010年「架け橋」創刊主宰。第53回日本随筆家協会賞受賞。
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二ノ宮一雄掲載句
03いのちなりけり水弾く茄子の色(茄子・晩夏)〈色彩俳句541・茄子紺1〉2021/7/28