俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句382・琥珀色2・小路智壽子1・2018-6-6(水)
○「焼鮎の琥珀の油噴きにけり」(『九輪草』2008)(小路智壽子1)
○季語(焼鮎・三夏)(「俳句201706」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:琥珀色#bf783a第2弾。相模川での鮎解禁は6月1日。この日から川面に待ちに待ったように釣人の影が立ち並びます。琥珀の油滴る焼鮎を賞味するために。(※2018年は過去最多の遡上だという。)
●小路智壽子(しょうじちづこ)
○好きな一句「嚠喨の早瀬を耳に鮎を釣る」(『九輪草』2008)2
○季語(鮎・三夏)(引用同上)※りゅうりょう【嚠喨】:管楽器の音などが、すみわたっているさま。
【Profile】:1963年「かつらぎ」の→阿波野青畝に師事。「かつらぎ」無鑑査作家に推挙。1982年「ひいらぎ」の→小路紫峡に協力し編集長。2016年紫峡死去により「ひいらぎ」主宰継承。俳人協会評議員・大阪俳人クラブ常任理事。小路紫峡夫人。