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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句355・嗅覚74・阿部月山子1・2017-10-31(火)

2017-10-31 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句355・嗅覚74・阿部月山子1・2017-10-31(火)
○「日蝕や獣の匂ふ茸山」(『湯殿嶺』2014)(阿部月山子1)
季語(茸山・晩秋)(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:晩秋の茸山。マタギの研ぎ澄まされた嗅覚は獲物の匂いを感じ取っています。昼でも薄暗い日蝕の山です。

 

阿部月山子(あべがっさんし)
○好きな一句「月山の裾桜桃の花浄土」(『湯殿嶺』2014)2
季語(桜桃の花・晩春)(「『俳句』(201705)創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅰ」より引用)

【Profile】:1941年、山形県鶴岡市出身、在住。1970年「」入会、→沢木欣一に師事。1981年「春耕」に同人参加、→皆川盤水に師事。1972年風同人。2002年「万象」創刊同人、→滝沢伊代次に師事。「月山」創刊主宰。山形県俳人協会会長。第49回「高山樗牛賞」受賞。

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