俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句351・■色27・髙尾秀四郎1・2017-10-3(火)
○「涙にも色のありけり月の秋」(髙尾秀四郎1)(※はしご高)
○季語(月の秋・三秋)(→「俳句同人誌『あした』俳句随想」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:限りなく透明な涙にも、かすかな色があるのです。くやしい、悲しい、うれしい涙はそれぞれ微妙に塩分濃度が違うのだそうですが、それが色に出るのでしょうか。そんなことを想う月の秋です。
●髙尾秀四郎(たかおひでしろう)(※はしご高)
○好きな一句「秋ともし家路にさえもある旅愁」2
○季語(秋ともし)(引用同上)
【Profile】:1949年、長崎県出身。→宇咲冬男より同人誌「あした」代表を引き継ぐ。連句協会代表理事。