俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句352・忌日(時間)9・井村経郷1・2017-10-12(木)
○「しぐれ忌の日の当りゐる畳かな」(『裸天』2001)(井村経郷1)
○季語(しぐれ忌・初冬)(「俳句四季201604」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:陰暦の十月十二日は松尾芭蕉の忌日(1694年)。「時雨忌」は初冬の季語である。陽暦では(2017年は)11月29日であり、まさに時雨の季節。しかし忌日を言うのであれば十月十二日であろう。当時の気候とはことなるのではあるが。
●井村経郷(いむらけいきょう)
○好きな一句「釣瓶落し列車に列車すれ違ひ」2
○季語(釣瓶落し・三秋)(「俳句界201701」より引用)
【Profile】:1941年静岡県出身。→百合山羽公に師事。1999年「水鳥」創刊代表。