俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句353・みどり8・染谷秀雄1・2017-10-18(水)
○「蟷螂の腹のみどりを粗壁に」(染谷秀雄1)
○季語(蟷螂・三秋)(「俳句201512」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:たっぷりと腸の詰まった重量感のある蟷螂の腹。そのみどりの腹を擦りながら粗塗りの壁を這っています。
○染谷秀雄(そめやひでお)
○好きな一句「典座より水捨てに出る秋の雨」2
○季語(秋の雨・三秋)(引用同上)※典座(てんぞ):禅宗で、主に僧侶の食事をつかさどる役目の僧、あるいは僧の居場所。
【Profile】:1943年東京都出身、千葉市在住。→山口青邨の「夏草」新人賞、同人を経て→斎藤夏風の「屋根」同人。俳人協会事務局長。
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染谷秀雄掲載句
03長椅子がひとつ菅平の花野(花野・三秋)〈特集642・家具俳句2-6長椅子〉2023/10/20