俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句352・光彩8・森田かずを1・2017-10-11(水)
○「露しぐれ夜明けの湖の光りゐて」(森田かずを1)
○季語(露しぐれ・晩秋)(「俳句四季201610」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:つゆしぐれ(晩秋):びっしりと露に覆われて、雨が降ったかのような様になること。また、梢などの露が吹かれて時雨のような様を呈すること(→「きごさい歳時記」より)。この夜明の湖の光はどんよりとした鈍い光彩です。
●森田かずを(もりたかずを)
○好きな一句「花真菰揺る湖風のやさしさに」2
○季語(花真菰ハナマコモ・仲秋)(引用同上)
【Profile】:1929年兵庫県神戸市出身、岐阜県在住。1976年「菜の花」に入門、同人。1994年、結社誌「あすなろ」を創刊。岐阜県シルバー大学俳句講師。岐阜新聞俳句選者。大垣市文芸祭俳句選者。