俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句353・列(空間)2・島将五1・2017-10-19(木)
○「酒さめて去る紅葉谷一列に」(『萍水』1981)(島将五1)
○季語(紅葉谷・晩秋)(「増殖する俳句歳時記(ナナ・コーポレイト・コミュニケーション)」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この紅葉谷から去る人の列には音が感じられません。誰も寡黙にしっかりと前後の間隔を維持しながら歩いているのです。ついさっきまで酒も入って賑やかな紅葉狩だったのに。
●島将五(しましょうご)
○好きな一句「典雅にて漆紅葉は孤絶せり」(『萍水』1981)2
○季語(漆紅葉・晩秋)(→「575筆まか勢」より引用)
【Profile】:1914年東京都出身。→下村槐太の門下。句集に『萍水』(1981)。