○五感俳句664・聴覚148・和田華凜04・2024-09-01(日)
○「胡弓の音風に揺るがず風の盆」(『月華』2022)(→和田華凜04)
○季語(風の盆・初秋)(「→ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:秋風に流されて聴こえてくる胡弓の音色ではない。「風に揺るがず」なのである。奏者から放たれた胡弓の音(こきゅうのね)が奏者のあたりにたちこめていて離れないでいるのだ。哀愁の音が観客の耳にストレートに聴こえてくる。「おわら風の盆」本祭初日。
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