俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句073・赤08・下村槐太・04-18
○「春の鳥赤鉛筆のしん太し」(下村槐太01)
季語(春の鳥)
ここまでの色彩俳句の色ランキングです。第1位「白」14回 ・ 第2位「赤」8回 ・ 第3位「青・黄・紅」4回 といったところです。やはり基本色の原色が多いですね。
春の鳥と赤鉛筆の取り合わせ(配合)の句です。この春の鳥は何色なのでしょうか。
○下村槐太(しもむらかいた)(1910~1966)
代表句「死にたれば人来て大根煮きはじむ」02
季語(大根・冬)
大阪出身。1926年、岡本松浜の「明」に入り、1936年から数年の新興俳句時代は古代嵯(あきら)と称した。1938年「鞭」、43年「海此岸」などの俳誌を出し、1946年「金剛」を創刊して主宰したが、1952年「金剛」を廃刊し、自らも俳句の筆を折った。
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下村槐太掲載句
2014/06/27 03蛇の衣水美しく流れよと(蛇の衣・夏)〈特集・言葉(水)〉