エッセイ的な何か

エッセイ的な「何か」です。
エッセイなのかコラムなのかダイアリーなのか自分でもよく分かりませんが「何か」です(笑)

武力に訴えちゃいけない

2008-02-26 | ちょっと考えた事

俺は、普段からテレビはほとんど見ない。部屋に居るときはテレビではなくFMか、適当にお気に入りの音楽を掛けている。
ただ、昨日、天気予報を見るためにテレビを付けてみたら(地デジって、番組とはまた別にいつでもニュースや天気予報などを見れるから、その点は便利ですね)パキスタンの現在の情勢に関する特番みたいなのがやっていた。
ムシャラフ大統領と、暗殺されたブット元首相、それからアメリカが絡んでの様々な思惑やら情勢やら最近の選挙のことまで色々と現在のパキスタンについての事だった。なんとなく見てしまったのだけど、その番組を見て思ったのは
「武力に訴えて言うこと聞かせよう」
なんてのは最悪だな、と言うこと。改めて。

と、ある市民へのインタビューで、その市民は
「選挙には行かない。死にたくないから。民主化は望んでいるし大事な事だと思うが、それ以上に生きることの方が大事だ」
的な事を言っていたのが、印象的だった。
選挙会場を狙ったテロだとか襲撃だとかが多発していて、民主化を求める人々を武力で弾圧しているという事らしい。

国民が民主的な主張すらできない・・・なんだよ、それ。
それに比べれば、まだ日本はとても恵まれている方だろう。贈収賄や汚職は絶えないけど・・・

で、この番組を見てて思ったのは

やっぱり、武力で論理を封じ込める行為は許せないし、やっちゃいけないだろう

と言うことです。

これは、なにもパキスタンの国内情勢に限った事ではなくて、規模や形こそ異なれど、本質的に似たような事は日本の、ごく普通の社会生活の中にだって沢山あることだと思った。

一例としては
「恋人からの暴力」若者の半数が経験(俺の過去記事から)
こんなのとかさ。

で、さらに思ったのは、やっぱり

「意見が衝突する場合は、単純にとことんまで疑問点追求の為の論争を交わしたいなあと思うのだが、現実社会では役職の上下だとか、論争に憎悪の感情を持ち込んで来る場合が多くて、後の人間関係とか色々と邪魔になる要素があって「純粋な論争」をする機会というのは滅多に無い。
そう言う意味ではブログを含むネット上はバーチャルであり、匿名性が高いからこそ、そのような事が出来る数少ない場の一つかもしれない。」

かなあ。と言うことでした。
ちなみに、これは俺が過去に別な記事で書いた一文です。自分の文章だから誰にも気兼ねなく引用できる(笑)
「そういや、前にも同じような内容の事書いたなあ」と思ったので、新たにここでまた書くよりも、そのまま使い回ししちゃいました。
というか、楽しただけ・・・・とか言っちゃあいけません。
でも、ネット上はネット上で「ブログが炎上」とか、ネット独自の様々な現象もあるみたいですけどね。

まあ、なんにせよ、力を持って論理を封じ込めようとしちゃ駄目ですよね。
そして、これから先の日本もそんな社会になりませんようにと、祈らずには居られない。
俺は戦争を知らない世代だからこそ尚更です。知らないで済む社会が一番良いと思ってます。
色々と、ありこち跳びまくりの記事になっちゃったけど、なんとなくそんな事。