重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

神言修道院/その2

2007-09-03 | おすすめ
名古屋地方は今日も最高気温が30℃を超す真夏日でした。

でも朝は、
いつも通り愛車「マツケン・サンバ」号に乗って走り出し、しばらくしてから驚きました。

26℃にセットしてある車のエアコンから、
なんと温風が吹き出してきたではありませんか。

道理で、窓を開け放したまま寝ていた夜半、
肌寒くて目が覚めたわけです。

もう、そんな季節になってきたんですね。



さて、昨日の予告通り、
今日は自己満足アルバム「神言修道院/その2」です。



あっ!
いま昨日のブログを思い出して、画面右上の「×」ボタンをクリックしようとなさった、あなた。
ノン・ノン・ノン・ノン、です。

昨日せっかく、修道院の広い敷地を半分、私と一緒に歩いていただいたんですから、
今日の残り半分もお付き合いくださいな。

どうせ、日頃の運動不足を自覚なさっているんでしょ?


ということで、ヨロシクです。



  



    



  



  

 

  



  



  

 

  



  



  


敷地の奥に点在するいくつかの古びた作業小屋は、
修道院が、神への祈りだけでなく、
労働を通して自己修練を積み重ねる場でもあることを、改めて教えてくれます。



帰りの駐車場へ向かう私の背に、
どこからなのでしょう、女声の美しい讃美歌の合唱が、
まるで見送ってくれているかのように、
聞こえてきました。

機会があれば訪ねてみてはいかがかと、お勧めします。


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神言修道院/その1

2007-09-02 | おすすめ
「一度行ってみたら?」と友人から薦(すす)められていた多治見市の
「神言修道院」へ行ってきました。




「神言修道院」は1930年(昭和5年)、カトリック神言修道会(神言会)の宣教師モール神父によって、日本管区の中央修道院として設立されたそうです。

その後、神言会が設立した学校法人南山学園による教育活動の拡張に伴い、宣教活動の拠点は名古屋に移されたため、
この修道院は現在、南山大学の神学生が修練をする場所として使われているのだそうです。


総面積1万坪に及ぶ広い敷地内には
教会のほかに、
修道者や学生、一般人が研修のために利用できるログハウスや、

合わせて3000坪に及ぶブドウ畑と、
そこで収穫されたブドウを使って1933年から修道院地下室で醸造さているワイン醸造所があります。


歴史ある修道院の建物とブドウ畑――まるで異国に足を踏み入れたかのような錯覚に陥ります。

広い敷地内を1時間余かけて歩き、
気が付いた時には200枚を超す写真を撮っていました。

というので、
「またか」とお思いでしょうが、
いつもの「自己満足アルバム」を、
しかも今日はいつもに増して並べてしまって申し訳ないのですが、

よろしかったら私と一緒に歩きながら、
見てやってくださいませんか。





  



  



  



  



  



  

 



  



  



    

    




広い敷地内を、以上でやっと半分回ったところです。

ということは、
明日もまたこの「自己満足アルバム」の後半が続きます。



私が「神言修道院」を後にしたのは午後3時少し前。
来た時にはガラガラだった駐車場が、満杯になっていました。

かなりの人たちが、教会に続く道を歩いていきます。
3時から、午後の礼拝があるのでしょうか。

そうして集まってきた多くの人たちの会話に、
いくつかの外国語が混じっているのを聞き、

ここ多治見市や近くの美濃加茂市は最近、
工場で働く外国人が増えている町であることを思い出しました。

異郷で暮らす彼らの、
心の拠り所の場所でもあるんですよね、ここは。


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ご近所散歩/灯台下暗し。

2007-09-01 | つれずれ
名古屋地方は、
ここ数日の、雨が降ったり晴れたりという気紛れな天気がご機嫌を直したようで、
今日は一日中、晴天に恵まれました。


というので、
例によって、
カメラ片手にご近所を散歩してきました。



 

 

 


今日は、普段は足を向けない方角を歩いたので、
私なりに興味深い被写体が、
いろいろ目に飛び込んできます。



 

 

 


そして、です。
自宅から歩いて数分の、それこそ「ご近所」に、



ちょっとお洒落な喫茶店がいつの間にか出来ていたことを
今日初めて知りました。

 

 

 


2年前にオープンしたのだそうです。

一番最後の「ミニピアノ」は
オーナーの実家にあった年代物で、
でも、調律してあるから、
まだちゃんと弾けるんだそうですよ。

なんか嬉しくなる話ですね。


ともあれ、
普段は行くことがない方角とはいえ、
こんなに近くに、こんなお店があることを2年間も知らなかったなんて、
いかに私が、自宅と会社を往復するだけの「世間知らず」かということです。

「灯台下暗し」とは、こういうことを言うんでしょうね。


余談ですが、

「灯台下暗し」の「灯台」は、
沖行く船に岬の位置を知らせるあの「灯台」ではなく、
昔、油を灯して部屋の明かりをとった、照明器具の「行灯(あんどん)」だということを、
恥ずかしながら私は、
かなり最近知ったばかりです。


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