Sideway

気のおもむくまま。たこやきの日記的雑記。

……うっ(汗)

2005-10-05 | 日記。
人来ない……。
見事閑古鳥の巣がかかっている我が家でございます。う~ん、どうしたもんか。
まあ、二ヶ月近く止めてれば当然か。

何か毎度毎度、軌道に乗っては忙しくなったり、帰省したりで人が減り、どうにもアクセス数が上がらないですな。仕方ないんだけどさ。
微妙に、コンスタントに人が来るのはこの日記という、妙な状況。
更新頻度が如実に出てますな。

……そういえば片山さん、実習終ったんだろーか?

今はたこやきは、忙しいわけではないです。
何でナニも更新がないかといえば、今アナログ絵頭だから。
うーん、小説も書かねばなあ。

世にも奇妙な物語を……。

2005-10-05 | 日記。
見てました。
なんか「世にも奇妙な~」というと、とてもとても怖くて、ほぼ怪談と同意義語だと思ってましたが(毎週やってた小学校時代のイメージですな)、意外とこわくないんね。
短い小話で、どんでん返しと落ちをつける。
短編小説の勉強に良いかな~、と思って見ました。
もうちょっと不条理恐怖系かと思ってたので、意外。でも面白かったです。

短編の、ストーリーとどんでん返し、オチで見せる小説は、書くのが苦手です。
なぜなら。
ナニ思いついても、「どっかで聞いた話だ」と自分で思ってしまうから。
多分、そんなに人より読書量や、ショートショートの経験値が高いわけではないと思うのです。
自分の中に、十分に「原料」となるそれらのインプットがない状態で何かを創作しても、それはありきたりな物にしかならない。
言い方悪いのですが、順列の総数が、並べる物の種類と個数が多ければ多いほど様々なバリエーションを持つのと同じだと思っています。
インプットのための入り口が狭い中で、入ってくるのは「世間によくあるもの」でしょう。
「中々ないもの」は入り口を大きく開けていないと入ってこない。
単純に、確率の問題として。
そして、「世間によくあるもの」で作った、「ごく限られたバリエーションのもの」など、「ありきたり」なものにしかならないのではないか。
そう考えます。

だからと言って、積極的に「原料」を能動輸送する気にもならず……。能動輸送のためにATPを使ってポンプを動かすのはめんどくさい。
(分かる人には分かる、生物ネタ。ごめんなさい。分からない人は高校の教科書を参照であります)
まあ、機会があって、その気になれば「勉強にもなるかな~」と思いながら見る・読むことにしています。
で、自分が考えるのは「ありきたりだな~」などと。
まあ、考えるものと言うのは要するに、断片化して自分の中に納まっている「過去に出会ったネタ」であると考えれば、
それを本人が「ありきたり」と思うのは、「どっかで聞いたぜ;」と思うのは、当たり前っちゃ当たり前かもしれません。
長編にし、話を複雑にするということは、順列の並べる数を増やすことであり、インプットを多くして、手持ちのカードを増やすのは並べるものの種類を増やすこと。そういうことだと思います。

んな事言ってたら、何も書けない。それも事実。私にとってはね。

少なくとも「楽しく」書く事はできないだろう。
だから、そういう躊躇いを乗り越えて、自分の「書きたい!」と思えるものだけを、形にするのかもしれません。例えば陽炎とか。瞑する条件とか。
だから短編には「アイディア」よりも「情熱」が高配分で詰まっちょります。別名、怨念(笑)
長編はキャラなので~。キャラが最初なので、私の場合~。また話はちょいと別。

もしも何か、アイディア勝負のものを作るなら、やはり自分の十八番の分野からネタ出しするのが良いでしょうな、きっと。
生物なんて、ネタの宝庫ですよ~。人よりちょっと詳しいだけで、話に一ひねりできる……かも!? 
バイオがもてはやされるこの時代。一般知識よりちょっと専門的な視点を持っているだけで、「クローン」や「遺伝子組み換え」という言葉から普通の人が想像するよりも別の視点で、「おっ」と言わせる話が書けるかも!?
(自分棚上げ・笑)
と、そういうわけで、小説を書かれる皆さん、生物を学んでみませんか~?
などと、分野の宣伝をしてみるたこやきでありました。

……え、ネタ生物を書け?


意外性やオリジナリティと、物語の構造、予定調和に関するヘッポコ考察も、また機会があれば書いてみたいです。
ま、人気作家でもあるまいし、辺境サイトの無名アマチュアの考察が役に立つとも思えんが……書くのが楽しそうだからいいや。

最後に。
世にも奇妙な~、も、世界の誰もが驚くほどの素晴らしいオチではなかったかもしれないし、
中には私にでも予想がついたものもありました。
でも楽しかったです~v 好きな話もいくつか。
オチの予測がつくこと(お約束であること)と、その話がくだらないかは別なんじゃないかな、とも思っています。