さて、どちらに…

新宿到着。
さて、どちらに…。
まず、めざすは東京メトロ銀座線。
赤坂見附から外苑前～。



そうよ、ここは日本、字が読めるし、日本語が使えるのだ。
知らない所へ出かける時はトラウマとなって記憶されてしまった不安がちょっとだけ横切る。
イタリアで５歳のリンと散歩しながら迷子になった時のね。
無事到着・・・おっと、携帯がなった。

　「ママ、りんだよ、ただいま。
　　おいしそうなカレーありがとう・・・それだけ。
　　楽しんできてねっ！」

なんだかちょっとうれしくなった。

こんな車は身延には走っていないのでパチリ。
そこらじゅう、クリスマスでした。


じゃ～ん、ここです。
「月見ル君想フ」

タテタカコさん
遠藤ミチロウさん

どうよ！この組み合わせ。



ステージには月が。
宇宙空間での宇宙人ライブでした。
どれだけ衝撃的だったか？
タテタカコさんは遠藤ミチロウさんをはじめて聴いたとき、一週間体調をくずしたそうよ・・・あたしはタテタカコさんに出愛ってしまったあまりの衝撃で超能力を使えるようになりそうだわぁ。
あたしは変わる。

ミチロウさんはハーパーで聞きそびれてました。
吠える、うなる、、叫ぶ、、、ギターが鳴っているのか体が鳴っているのかわからない。表現者、人間剥き出し。。

タテタカコさん、お愛したかったです。
あなたの声は正しいと思うのでした。
体が楽器です、声が体に共鳴して顔の骨を伝い気持ちよいほど聞きやすい。
歌が会場を駆けめぐりました。
うらやましい
　　羨ましい
　　　　うらやましい　表現力。
ピアノも体の一部のように操り・・・。
月の中から声が聞こえてきました。



１９時半にはじまったライブもあっと言う間に・・・
えっ！！
２２時１５分！！
アンコールが・・・。
２２時２８分、二人のセッション。
だめだ、星に帰らなければ。。
ＣＤを買う間もなかった。

興奮を覚えながら、メトロに乗り来た道を。
２３時ジャスト甲府行きに乗れるかしら。。
２２時５３分、まだメトロに。
ど、どうしよう、ふと都内に通っていらっしゃるＲＯＫＵさんを思いだし、ＳＯＳメール。
「２３時に乗り遅れた場合、甲府に帰れますか？」
２２時５６分新宿着。
返事を待つ間なく、ひたすらダッシュ～。。
切符を適当に買い、ダッシュ、ダッシュ、ダッシュ。
奇跡・・・死にそう。
電車が動き出してしばらくして「最終じゃよ～」とお返事。

勝因はタテタカコさんのの歌顔といつもは荷物の多いあたくしですが、本日は手ぶらでございま～す。
身延の昼の月、東京の夜の月、ライブハウスの中の月、甲府の空に月、ずっと月に見守られての一日でした。
０２時には家に着き、お腹がすいたー。
真夜中のカレーを食べたのでした。

なんだか本当に超能力や予知能力をいただいた気分。
なんでこんな言葉が出てくるのだろう～？