山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

夏のわたしの記念日

2022-10-26 13:09:18 | 万歳峠

ブログのgooへの変換日最終日が7月31日。

少し前にトラブルがあり、気持ちに余裕のない夏で、一時はこれまでの記録も全部放棄しようかと思うほど下向きな日々だったけれど、makotoさんが黙って残してくれました。

新しいgooさん、慣れない機能に、teacupで下書き投稿したものが見つからず、なんと10月も末日に向かう...... いいかげんにしてよ、私。

日々、過去ブログをひっくり返す余裕がないので、大切な1日から取り組みます。

念願叶ったこの日。

万歳峠の政信さんの足取りをたどり、予科練平和記念館でご戦友に証言をいただいたのは、もう5、6年前。ますます、この場所の存在意義がわかるし、ここで過ごした青年たちへの思いは政信さんへの思いとまったく同じ。

いつかここで歌語りしたいと心に誓い、身延から茨城に嫁いだ真友のひろこちゃんのちからを借りることになりました。

同時に館長さんや学芸員さんが甲府まで歌語りを聞きにきてくれ、企画を進めてくださいました。

そこに立ちはだかるコロナの壁。

一度目はちらしを作ったものの、延期に。

 

そして、いよいよ今年、実現しました。

赤い字に注目!

皆さんが動いてくださった結果です。

       

 

前日に知った最新情報を盛り込み、原稿を仕上げました。

不思議なことに、頭の片隅にいつでも1945年のことがあると、何かしら探していた情報に出会うものです。なんと、前日の夜、ご戦友の長沼さんの手記のその2に出会いました。

こんなことが起こると、これまでの良いことも悪いことも、全て仕組まれて今日がある・・そんな考え方にうなずくしかない。

偶然にしても不思議な出来事でした。

 

   

今日に向けてプロジェクタも新調しました。

私とmakotoさんが出来る精一杯の最新の歌語り「万歳峠」です。

   

知らない土地での満員御礼は、記念館のみなさま、そしてひろこちゃんのおかげです。

ここに記憶されている若者たちの魂が応援してくれます。

最幸とはこのことです。

   

館長さん、そして豊崎さん。

今日までの調整、本当にありがとうございます。

   

山梨から駆けつけてくれたrieちやんがメイキングを読んでくださいました。

このパターンは、出だしがとても安定していて落ち着きます。

 

        

   

この方がご戦友の長沼さん。

今日に間に合わず、昨年、お亡くなりになりました。

(写真って正直ね..... 5、6年前だけど、私、若い。)

会場のみんなでマスク越しに「故郷」の献歌。

ご参加くださっている見えないお客様とも共鳴しているようで涙が止まりません。

 

これでも戦争を正義としますか?

世界中の戦士へ、ご家族へ届けたいです。

そして、間違った道を歩まぬよう一緒に歴史に残る「道しるべ」と向き合ってほしいと願います。

 

  

ひろこちゃんが挨拶をしてくれました。

たくさんお友達に声をかけてくれ、妹のくーちゃん&娘のかなこちゃんも応援に。

  

 

  

中学からの真友。

気配り、心配り・・・本当にありがとう。

 

  

嬉しい写真です。

  

職員の皆様、開催にあたりご協力ありがとうございました。

今後もぜひよろしくお願いいたします。

 

   

海、空、7つのお部屋

この素敵な建物が象徴している平和のシンボル。

世界中の人が訪れて、学び考える場所になってほしいです。

 

そして、またここで愛ましょう(^ ^)

参加者全員で恩送りのコンサートになりました。

感謝を込めて。

 


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