山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

時習塾シネマ

2010-10-09 23:44:00 | ここで愛ましょう
まちづくり時習塾の土曜シネクラブのご案内をいただきました。
そこに集う皆さんの何ともいえない雰囲気と、知る人ぞ知る(笑)有名な、名執ご夫妻の凛とした生き方が好きで参加したかったけれど、予定があったので確約出来ず・・・それでもと思いきり、中道ハウスに定刻1時間遅れで連絡しないまま到着。
歓迎していただき、来てよかったと、ほっ。。
いつも数人で過ごす贅沢なシネマ会です。
marikoさん手作りのお食事があって、映画はこれからでした。

白須さんのセレクトシネマは、私にも制作の本質にちゃんと感想を持てる作品ばかりです。
しかし、強烈でした。


      

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アラン・レネ監督作品
「ゲルニカ」 1951年 13分
ピカソの大作「ゲルニカ」を中心に、数々の絵の断片のモンタージュと
エリュアールのテキストの朗読が、戦争の残虐さを告発する。


「夜と霧」 1955年 32分
「夜と霧」では、「ゲルニカ」で見せた方法がさらに深化している。



夜と霧は始まって気がつきました。
本当にヤバイです・・・福島のアウシュビッツの再来です。
もう、どう気持ちを保とうか、身動き出来ないまま、、、。
身動き出来ないまま、息を殺し、硬直状態で見終わりました。

福島のアウシュビッツ博物館へ行き、衝撃が強すぎしばらく具合が悪くなりました。
歌語りに行き詰まり、思いあまり出かけた雪の季節の福島でした。

今日は仲間がいます。
その後のディスカッションで持ち直しました。
延々と話題尽きず、戦争、いのち、医療、臓器移植、学校、子ども、農・・・それぞれが考えをお持ちの皆さんですので、深刻な話も、身近にたとえ、生活の中のはなしとして会話になるので、楽しく有意義です。

名執さんのコーヒーもいいお味で、持ち寄りのご馳走も格別。
ふたりがこしらえた新米をおみやげにいただきました。
ごちそうさまでした。
いつもお声掛け下さってありがとうございます。

名執夫妻の写メしてきたらよかったなぁ。