(2007年 9月11日。
イランの フィールズ・アーバードにある 民家。
ここの家族は、山羊や羊などの牧畜で生計をたってておられます。
写真のこの女性、お洒落で素敵でしょう・・・
ここの地も含めて あたり一体、へジャブの下には色艶やかなワンピースやスカートを着ておられる方が多かった。
『地球の歩き方・イラン』によると、派手なスカートを身にまとった 少数民族の方も多いとか・・・
しかし、写真の女性がそうであるかどうかは分かりませんので、ここでは少数民族名を控えさせていただきます。
このお宅では、靴をぬいで、ジュータンにあがる形式をとっておられました。
トイレも土で作られた素朴なもので、感激いたしました。
この家の敷地は広く、小さな岡には山羊や羊が 多くいて、庭に離されています。
家の前の 庭中央には水場が・・・
水を大切に生活されていることを、肌で感じました。
暑いさなか、ご馳走いただいた 冷たいオレンジジュースの味が忘れられません。
ありがとうございました。)
記録だけ 2007年度 81冊目
『女の霊力と家の神』
宮田登 著
人文書房
1983年8月10日
230ページ 現在1900円+税
宮田登氏の 『女の霊力と家の神』 を読む。
宮田登さんの本は、今回の『女の霊力と家の神』で、やっと五冊目。
もっと読みたいと思わせる本が多い。
女の霊力 女性と民間信仰 や 女の講と血穢ほか、近代日本の女と性 おおらかな性と愛 などが述べられている。
他にも、祭りと女の霊力や 境に住む遊女。
石枕と一つ家は興味深い。
呪力や性と農耕。男や女の民俗学的立場から まじめに語られた・・・。狸の○玉なども書かれている。
家の神と祭りや 女の家、間取り・ナンド・寝間、民俗民間信仰なども面白く読んだ。
この本、定価が記されていなかったが、現在のものは 表紙にイラストもあり、1900円(+TAX)もするようだ。
高額だが、 その価値は充分にあると思う。
但しこの本も図書館でお借りしたもの。
正確にいうと、近くの図書館にはないので、家族に頼んで借りてきてもらったんだ・・・。
すこーん すこーん こめだんご