乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

ことばの道草  岩波書店辞典編集部編 岩波新書 新赤版 別冊6

2007-10-27 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は散歩中に。

     降霜や たわわに実る 黄花梨(おうかりん)   )

 

 

 

記録だけ  2007年度 87冊目          

 

  

   『ことばの道草』      

                                                        

 

 岩波書店辞典編集部 編

 1999年1月20日  175ページ 560円 +税 

 岩波新書 新赤版 別冊6

 

 

 十年ぶりに『広辞苑』が出版されるということも手伝って、岩波書店辞典編集部編の、『ことばの道草』 を読む。

「江戸の遊びの風景」など、歌舞伎の話などがあげられ、興味をもてる部分も。

 先日読んだ『ことばの由来』と共通した部分もある。

 全体を通して、気軽に楽しい時間を過ごすことができた。

 

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十月の 紫陽花 

2007-10-27 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 散歩中に紫陽花をよく見かける。

 十月の紫陽花。

 色あせ、高張り、それでも花の原型を留める。

 鮮やかな大きな緑の葉に負けず劣らず、自分は紫陽花であったことを主張する。

 しかし今となっては、振り向くものもない。

 

紫陽花姫様

 「鏡よ鏡、一番美しいのはだぁれ?」

鏡1 

 「はい、それは紫陽花姫様でございます。梅雨の季節はね・・・」

鏡2 

 「紫陽花姫様には紫陽花姫様の美しさが感じられます。私は、そんな紫陽花姫様のお姿が、とても美しいと思います。」

紫陽花姫様

 「そうですか。なれば、私は、鏡2を娘婿として向かいいれることにいたしましょう・・・」

 ・・・・・・な~んて話に展開するやも知れない。

 私のベタな妄想は、まだまだ続くが、乱鳥は頭がおかしくなったのではないかと心配をかけてはいけないので、これくらいで止めにしておこう。

 

 紫陽花は焦りを感じつつも、現状を実情として受け止めねばならない。

 人生の切なさ・・・

 だが、一方で、紫陽花は、梅雨を終え、切り取られなかった自分の一生に満足しているのであろう。

 意図的或いは成り行きで残された紫陽花の花。

 

 私はこの季節から冬にかけての 色あせた紫陽花の色彩に、毎年 美しさを感じる。

 色の重厚さと、生命のたくましさを感じるのだ。

 

   七つ八つ 衣かえたる 秋景色 朽ちゆく花や 誰そ知るらむ

 

 

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