乱鳥の書きなぐり

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『年中行事絵巻』日本絵巻大成 8-16 【巻一 透渡殿(すきわたどの)】 五十五紙〜五十九紙 中央公論社 小松茂実編

2020-09-08 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸

 

 

『年中行事絵巻』日本絵巻大成 8-16 【巻一 透渡殿(すきわたどの)五十五紙〜五十九紙 中央公論社 小松茂実編

 

 

日本絵巻大成 8  五十五紙〜五十九紙 

中は、裾だけ見え、顔は見えない。

料理が並べられている。

 

簀子の西側から透渡殿にかけて、摂政以下公卿たちが立ち並ぶ。

中には檜扇を開ける人が一人いる。

 

透渡殿(すきわたどの)
 
  屋根材,建具などは対屋も寝殿と同じである。
 寝殿と東西対の間は南北2本の廊で結ばれるが,南側の廊は透渡殿(すきわたどの)と呼ばれ,建具のない吹き放しの建物である。
 東西対の南から南池に向かって延びる中門廊は外側に壁をはり,内側は吹き放しである。…
 
透渡殿(すきわたどの)
 
 寝殿造りで、寝殿と対屋 (たいのや) とをつなぐ、両側に壁のない渡り廊下。透廊 (すいろう・すきろう) 。すいわたどの。
 
 
公卿(くぎょう、くげ、こうけい)
 
 1 公(こう)(=大臣)と卿(けい)(=大納言・中納言・参議・三位以上の官人)との称。
 
 2 広く、殿上人(てんじょうびと)。
 
 
檜扇
 
 檜扇(ひおうぎ)とは、宮中で用いられた木製の扇のこと。
 桧扇とも表記する。
 女性の用いるものは特に袙扇(あこめおうぎ)とも呼ぶ。
 
 
 
 
 
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