乱鳥の書きなぐり

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『道成寺縁起絵巻』   『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』至文堂

2022年07月03日 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸

写真は 主人神社の結界(奈良)

 

 

   『道成寺縁起絵巻』 『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』至文堂

 

 

『道成寺縁起絵巻』について

 

 多くの方々が筋書きをご存知であろう道成寺。

『道成寺縁起絵巻』は私も例に漏れず馴染みが深い。

 縁起絵巻の好きな私は『道成寺縁起絵巻』の日本絵巻物大系や解説本で読み、博物館展示の『道成寺縁起絵巻』も読んでいる。

 博物館展示の『道成寺縁起絵巻』は部分であったが、当然のことながら、ラストの【黒焦げになり、コロン!】の部分も公開されていた。

 安鎮の黒焦げコロン!はコミカルで、悲劇とはいえほくそ笑んでしまう。

 私の持った印象に近い内容が詳しく『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』にも載せられていた。

 

 もう一度『道成寺縁起絵巻』を読みたいと思い、今しがた日本絵巻物大系を見て見たが無い。

『道成寺縁起絵巻』は 続日本絵巻物大系か 続々続日本絵巻物大系の収められているので、以前は図書館でお借りして読んだようだ。

 

 道成寺に関連した芝居がある。

 十代の頃から数多く見たことがある『娘道成寺』もその一つである。

 それには安鎮の存在は薄く、赤い刺繍入りのきらびやかな着物を着た清姫が激しく舞い、ラスト鐘の飢えで清姫見得よろしくで幕を閉じる。

 

 私の慣れ親しんだ『娘道成寺』の役者さんたちは、今はもういらっしゃらない方が多い。

 本を読んで芝居に話がズレ始めると、コロナ禍とはいえ、歌舞伎が観たくなる。

 今月は、近松の某演目。この演目は、私の場合は仁左衛門丈で二度目となる。

 仁左衛門丈がご健在なうちに、一度でも多く観たいものだ。

 

 話がズレた。

『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』における道成寺の話は興味深かった。

 

 

 みなさまご来場、誠にありがとうございます。

 心より感謝申し上げます。

 

 

 

  • 至文堂 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 426ページ

 

 明治大学公開文化講座 27 『声なきことば・文字なきことば』 風間書房 2008年

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 明治大学公開文化講座 XⅦ  『歴史の中の民衆文化』

『明治大学公開文化講座 31孤立と社会』櫻井泰 長谷川澄男 河合正弘 上西紀夫   平成24年 風間書房

『言語的な、余りに言語的な―現代社会とことば』3,3★/5  (明治大学公開文化講座) 新書 – 2004年 明治大学人文科学研究所、 明大人文科学研究所 風間書房

『人はなぜたびに出るのか』30 4,6★/5  (明治大学公開文化講座) 新書 – 2007年 明治大学人文科学研究所、 明大人文科学研究所 風間書房

 

『廓庵 十牛図 騎牛帰家』  『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)  至文堂ハードカバー より

『廓庵 十牛図 入鄽垂手(にってんすいしゅ)』   『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』至文堂ハードカバー より

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