乱鳥の書きなぐり

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『年中行事絵巻』54 【六巻 大饗 「臨時客(りんじのまろうど)」の張り紙、 尊者(そんじゃ)】一紙〜二紙 中央公論社 小松茂実  日本絵巻大成 

2021年09月14日 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸

『年中行事絵巻』54 【六巻 大饗】一紙〜二紙 中央公論社 小松茂実  日本絵巻大成 

 

『年中行事絵巻』 【六巻】

 六つの断簡

  大饗、中宮大饗、御燈、真言院御修法、御斎会右近陣饗、御斎会内論議

 

大饗

「臨時客(りんじのまろうど)」の張り紙があるので、これまでは客として扱われてきた。

 正月に日に扱うのが正式

 当時の正客を尊者(そんじゃ)と呼んでいた。

 

客(まろうど)とは

 訪れて来た人。客。

 

尊者(そんじゃ)とは

 1 目上の人。身分の尊い人。 「君主一人を無上の―として之を仰ぎ」〈福沢・福翁百話〉

 2 《〈梵〉āyuṣmatまたはāryaの訳。前者は長寿、後者は高貴の意》仏弟子や阿羅漢などの尊称。のちに祖師や先徳にも用いる。「日蓮尊者」

 3 大臣などの大饗(たいきょう)のとき、正客として上座に座る人。親王または位の高い人を選ぶ。 「小野宮の大臣の大饗行ひ給ひけるに、九条大臣は―にてなむ参り給へりける」〈今昔・二四・三〉

 4 裳着(もぎ)の式のとき、腰のひもを結ぶ役。腰結い。 「―の大臣の御引出物など、かの院よりぞ奉らせ給ひける」〈源・若菜上〉

 

 

 

 

 『年中行事絵巻』六巻 部分  中央公論社 日本絵巻大成8

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