乱鳥の書きなぐり

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 『女殺油地獄』 近松門左衛門作 1  『近松全集』十二巻、『名作歌舞伎全集』第一巻、『近松浄瑠璃集上』 岩波 日本古典文学大系

2024年08月01日 | 近松門左衛門
  『女殺油地獄』 近松門左衛門作 1  『近松全集』十二巻、『名作歌舞伎全集』第一巻、『近松浄瑠璃集上』 岩波 日本古典文学大系


 この度、近松門左衛門作の『女殺油地獄』を読むことにした。

 さて、最後にたどり着けるか否かは自信がない^^


 読もうとしたきっかけには四つがある。

 ひとつは、これまでにあまり触れてこなかった文楽で、『女殺油地獄』が見られるということ。

 上にも書いたが、文楽に暗い私は、数えきれないくらいに歌舞伎で見た『女殺油地獄』で、文楽の苦手意識を克服したいこと。

 二つ目は、歌舞伎と文楽では、どのようぬ表現が違いかという好奇心で撮ったチケットがうれしく、『女殺油地獄』を『近松全集』で読みたくなったこと。『女殺油地獄』といえば他の役者も多く演じておられるが、どれもが個性的でこの演目が好きであること。この演目は民俗学者も注目し開設する部分が多い。

 そして三つめは、生のお舞台では三度見たことがあり映像を通すと何十回と見た片岡仁左衛門丈の演ずる『女殺油地獄』が好きだということで、と見たくなったこと。

 加えて、四つ目の理由。ただいま猛暑の真っただ中で、生誕三百弁の近松の夏芝居を『近松全集』で読みたくなったこと。

 そんな単純な理由である。


 今朝から『女殺油地獄』と取っ組んでいるが、浄瑠璃の文字が木は独特の癖があり、私には読みにくい。

 せっかく買った全巻そろいの『近松全集』なので、少しでも読み込んでいきたいと思う。














 『女殺油地獄』   (Wikipedia)より引用

 近松門左衛門作の人形浄瑠璃。
 世話物。
 三段。

  享保6年(1721年)に人形浄瑠璃で初演。
 人気の近松作品ということで歌舞伎でも上演されたが、当時の評判は芳しくなく、上演が途絶えていた。

 実在の事件を翻案したというのが定説だが、その事件自体の全容は未詳である。
 
 明治になってから坪内逍遙の「近松研究会」で取り上げられ、明治42年(1909年)に歌舞伎で再演され大絶賛された。

 文楽(人形浄瑠璃)での復活はそれから更に年月を経た昭和27年(1952年)であった。
 さらに後年には歌舞伎、文楽の他に、映画化やテレビドラマ化もされ、「おんなごろし あぶらのじごく」と発音されることが多い。
 
 上段:「徳庵寺堤」
 中段:「河内屋内」
 下段:「豊島屋油店」「同逮夜





 参考文献
  『近松全集』    第十二巻
  『名作歌舞伎全集』第一巻
  『近松浄瑠璃集上』 岩波 日本古典文学大系


 
『女殺油地獄』 近松門左衛門作 1  『近松全集』十二巻、『名作歌舞伎全集』第一巻、『近松浄瑠璃集上』 岩波 日本古典文学大系
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